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2025/8/19
【防災】クレハ、被災地からの声をきっかけに「防災クレラップ」を発売
クレハは、防災用・災害時に活用できるパッケージの「防災クレラップ」を、全国で2025年8月6日(水)から順次発売開始する。

「NEWクレラップ」は1960年7月に、日本で最初に発売された家庭用食品包装ラップであり、長年”食品包装用ラップ”として、主に皆さまの台所・食卓で使用されてきた。
クレラップ発売から65年の歴史の中で、近年、東日本大震災(2011年)や能登半島地震(2024年)などの災害を経験された方から、「ラップが役立った」という声が届くようになった。
クレハは福島県いわき市に主力生産拠点の「いわき事業所」があり、東日本大震災にて被災した経験があった。社内記録には、当時市内全域でライフラインが寸断され、ガソリン、食料、飲料水が届かない状況が続いたことや、クレハ本社から福島県と宮城県に「NEWクレラップ」を提供したという記録が残されている。
このような被災地からの声や自社の経験から、クレラップが「食品包装用」以外に「防災用」としても需要があると考え、「防災クレラップ」を発売することになった。
「いつものラップが、”もしも”の備えに。」
同社は、防災グッズの1アイテムとして、家庭に1本、備えていただきたい製品、としている。

■商品概要
<商品名/規格/価格>
「防災クレラップ ミニ」、22㎝×50m

※平らな金属刃を採用
※オープン価格
<商品特長>
規格は、防災バッグに入れやすいミニ(22㎝)、安心してたくさん使えるように50mとした。
災害時にクレラップがどのように活用できるのかがひと目で分かるよう、パッケージに活用方法の写真が掲載されている他、災害時伝言ダイヤルや国土交通省ハザードマップにアクセスできるQRコード等も記載している。
<監修>
同製品は日本防災環境が監修した。日本防災環境は学識経験者や防災を専門とする方々で構成されている特定非営利法人。企業や自治体の防災計画や対応マニュアル作成の支援、地域の自治会向けのセミナーやワークショップの開催、様々な媒体における防災の専門監修を通じて災害への備えを広めている。
■災害時の「防災クレラップ」活用法4選
①皿に敷いて節水に
災害時は水不足で食器を洗うことが難しいと想定される。そんな時は皿の上にクレラップを敷くことで、食べた後はクレラップを丸めて捨てることで皿を汚さず、節水に役立つ。

②体温の維持に
クレラップは水蒸気を通さない力が強いため、身体に巻くと体温の維持に繋がる。冷え込む時期の寒さを防ぐことにも活用できる。

③ニオイ抑制に
クレラップはにおいをブロックする力が他素材のラップと比較して80倍あるため、おむつなどのニオイが気になるもの捨てる際に活用できる。

④伝言板に
災害時は電話やメールが繋がりにくくなるため、クレラップを壁に貼り、メッセージを書くことで伝言板として使用できる。

この他、様々な活用方法を特設サイトにて紹介している。
特設サイト|https://kurelife.jp/media/prepare-for-a-disaster/
■販売情報
発売日:2025年 8月 6日(水)より順次発売予定
販売地域および販売チャネル:全国のスーパー、ドラッグストア、ECサイト 等
価格:オープン価格
■公式SNS
公式SNSからも、「防災クレラップ」に関する情報を順次発信する。
公式HP:クレライフ | クレハの家庭用品サイト
公式Instagram:クレラップ【公式】(@krewrap_kureha)
公式X:クレラップも紹介するキチントさん(@krewrap_kureha)
公式TikTok:クレラップ【クレハ公式】 (@krewrap_kureha)
公式YouTube:クレハ公式チャンネル
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