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2023/12/27

【電気自動車用LIBリサイクル】Emerson、韓国最大手のソンイルハイテクの自動化パートナーとして採用

<韓国・ソウル、2023年12月11日>世界的な自動化テクノロジーおよびソフトウェアのリーダーであるEmerson (NYSE: EMR) は、リチウムイオンバッテリー(LIB)リサイクルの専門企業である韓国のソンイルハイテク (SungEel HiTech) に採用され、全羅北道群山 (クンサン) 市にあるハイドロセンター複合施設にある3基のリチウムイオンリサイクルプラントのうち最新のプラントで持続可能な生産と運用効率の目標をサポートする高度な自動化ソリューションを提供することとなった。
 今回の提携では、世界全体での生産能力の向上を目指しつつ、Emerson のプロセスオートメーションの技術とソンイルハイテク独自のバッテリーリサイクル技術を組み合わせ、EV用バッテリー材料のより安定した供給を可能にする強固な資源サイクルの確立を目指す。
 「当社の自動化ポートフォリオと専門知識により、当社の顧客は重要なバッテリー部品での循環経済を最適化し拡張できるようになり、世界的なネットゼロ目標を全面的に達成するための重要な一歩となります」と、Emersonのチーフ・サステナビリティ・オフィサーのMike Train氏は述べている。
 ソンイルハイテクは、回収および前処理のためのリサイクルパークや群山ハイドロセンターの湿式冶金バッテリー材料生産施設など、世界9カ所で包括的なバッテリーリサイクルエコシステムを稼働させている。まもなく操業開始する第3ハイドロセンタープラントは、初期のプラント2カ所と比べ3倍の規模となり、年間約40万台の電気自動車用に原材料を供給できるようになる生産能力向上に貢献する。
 「バッテリーリサイクル市場が成長を続ける中、生産性とプロセス効率を向上させるための自動化ソリューションの重要性がますます明らかになってきています」、Emerson北アジア統括責任者、VIP兼ゼネラルマネージャーのChung ChenFai氏はこのように述べている。「ソンイルハイテクのような革新的なリーダーと協力してバッテリーリサイクル技術の進歩に貢献できることを誇りに思います」。
 Emerson氏は、ソンイルハイテクが使用する高度な独自の湿式冶金プロセスに必要な高レベルの性能、精度、信頼性を実現する先進的な計装およびバルブソリューションを提供する。このパッケージには、さまざまな流量センサ、レベルセンサ、圧力センサ、pHセンサと伝送器に加え、安全で信頼性の高い操作に不可欠である堅牢なコントロールバルブが含まれる。

■Emersonについて
 Emersonは、世界の基幹産業に革新的なソリューションを提供する、テクノロジーとソフトウェアのグローバル企業。日本エマソンは1961年にフューサイトとして設立、1974年に現社名に変更した。日本エマソンに加え、米国のエマソンエレクトリックの100%出資で日本アスコ、エマソンバルブアンドコントロールジャパンが国内事業を展開、また合弁事業として日本フイツシヤが事業を行っており、4法人にて日本国内でエマソングループの事業展開を行っている。

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