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2025/5/1
【電波吸収】積水樹脂、RFIDの誤認識課題を解決する「DENBOW」の第1弾として「ウォークスルーゲートシステム」を発売
積水樹脂は、RFID業界で課題とされている多重反射波による誤認識の問題を解決し、同時に工場や倉庫において作業者の視界を確保(安全性)する、透明電波吸収パネルのソリューションシステムを「DENBOW」と名付け、第1弾として、「ウォークスルーゲートシステム」を2025年4月に発売した。

RFID(Radio Frequency Identification)とは、電波を用いてRFタグのデータを非接触で読み書きするシステムです。バーコードとは異なり、RFIDは電波が届く範囲内であれば、複数のタグを同時に、かつ距離が離れていても読み取ることができるため、物流や店舗管理など多岐にわたる分野での活用が進んでいる。
しかしその一方で、電波の反射により通信が乱れたり、タグが誤認識されたりするなどの課題があった。これまでも電波吸収パネルによる対策は存在していたが、その多くは不透明な素材であったため、作業者の視界を妨ぐ、監視カメラの死角を生むといった新たな課題を引き起こしていた。
同社は交通景観資材メーカーとして、2000年代初頭よりETC電波吸収体の開発・生産・販売に取り組んでおり、そこで培った電波吸収体の技術をもとに、東京都市大学との連携のもとで研究を重ねてきた。その成果として、透明でありながら、一般的な電波吸収体より高い電波吸収性能を備えた透明電波吸収パネルを開発した。
今回販売するウォークスルーゲートシステムは、この透明電波吸収パネルを活用したもので、移動方向検知読み取り機能を準備し、アパレル、物流、倉庫、入退管理など、様々な業界やシーンでお客様がRFIDシステムを安心して利用できる環境を構築できる。
◆ウォークスルーゲートタイプ概要と特長
| サイズ | 3スパン:L2,800×W1,400× H2,050(mm) ※ゲートの外寸法です。 |
| 重量 | 3スパン:160kg |

・RFIDの読み取りエリアを調整できるフラップ
フラップをアンテナの横に配置することで透明電波吸収パネルの角度を自由に変更し、読み取りエリアを制御可能に

・移動方向検知読み取り機能
右から左にゲートを通過した場合をIN(入荷)、左から右にゲートを通過した場合をOUT(出荷)とし、1台のゲートで入荷/出荷作業が可能になるため、作業性が向上
◆透明電波吸収パネル概要
| 重量 | 5.3 kg/㎡ |
| 厚み | 5㎜ |
| 透明性透過率 | 68% HAZE3%以下 電波吸収性能920MHz付近に約15dBの吸収性能を持つ (※)自社評価による |

◆透明電波吸収パネル概要
| 重量 | 5.3 kg/㎡ |
| 厚み | 5㎜ |
| 透明性透過率 | 68% HAZE3%以下 電波吸収性能920MHz付近に約15dBの吸収性能を持つ (※)同社評価による |


同社は今後も、省人化技術としてさらなる普及が見込まれるRFIDを、より安心・安全に、そして使いやすい技術としてご提供できるよう、透明電波吸収パネル「DENBOW」のソリューションを通じて電波環境の最適化に取り組み、電波の「見える化」に注力し、独自性のあるソリューションを提案できるよう研究開発を推進していく。
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