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2024/7/17

【青色有機EL】フラスク、459nmで発光するオリジナルの材料開発

 ブイ・テクノロジーの子会社であるフラスクは、ディスプレイの省電力化、広色域化、長寿命化に貢献する高性能な有機EL材料の開発・製造・販売に取り組んできた。この度、フラスクの五十嵐研究員のグループは山形大学(城戸淳二フェロー)の支援の下、自社特許である含ホウ素青色有機EL材料の開発に成功した。本材料は多重共鳴効果を有する熱活性化遅延蛍光材料(MR-TADF)であり、分子構造に環状骨格を持ち剛直性が高いため長寿命が期待される。
 今後、パネルメーカーと協力し、本材料を用いたデバイス開発を支援するための施策を検討していく。また、本材料の製品化を加速させるため、社外パートナー(企業、団体等)との協業に向けた施策についても検討を進めていく。

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