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2024/6/6

【高純度化学薬品】東京応化工業、阿蘇工場 阿蘇くまもとサイトにおける新工場竣工

 東京応化工業は、高純度化学薬品の品質向上および供給能力拡大を目的として、「阿蘇工場 阿蘇くまもとサイト」(熊本県菊池市)における新工場を竣工した。同工場は、厳格な品質管理を可能にする設備を備えており、2025年上期からの稼働を予定している。

建屋外観

 同社は1984年に阿蘇工場(熊本県阿蘇市)を開設し、高純度化学薬品の製造を行ってきたが、昨今の九州エリアにおける半導体生産の拡大を受け、2022年に熊本県菊池市に事業用地を取得し、同サイトを新設することを決定。今後は同サイトと阿蘇工場の相乗効果を通じ、高純度化学薬品の品質向上および供給能力拡大、西日本エリアにおけるユーザーサポートの強化を目指す。
 東京応化グループは、長期ビジョン「TOK Vision 2030」で示したありたい姿の実現のために、2022年2月に発表した「tok中期計画2024」の3カ年において、過去最大規模となる総額570億円の設備投資を計画している。今後も中長期的な半導体市場の成長に対応するため、積極的な設備投資を実施し、グローバルサプライチェーンを強化する。
<阿蘇工場 阿蘇くまもとサイトの概要>
所 在 地:熊本県菊池市旭志川辺字二東沖987-2
用  途:高純度化学薬品の供給および品質管理
敷地面積:12万8千平方メートル
投資金額:約130億円
稼働開始:2025年上期(予定)

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