アーカイブ情報
2026/3/12
【2025年度の助成】NSKメカトロ財団、研究助成15件、教育助成6件、その他含め総額4300万円を助成
NSKメカトロニクス技術高度化財団は2025年度の助成対象を決定した。内訳は、研究助成が15件で2850万円、教育助成が6件で1250万円、集会助成が4件で200万円、2025年度助成の総額は4300万円になる。2026年3月9日には、東京の日精ビルで、助成金交付式と懇親会が開催された。

NSKメカトロニクス技術高度化財団は、日本精工とその関連企業が出捐し、メカトロ技術の発展を目的に1988年に設立された財団であり、2010年11月より公益財団法人に移行し改称。
主な活動内容は、①メカトロニクス技術の高度化に関する研究を対象とした「研究助成」、②平成24年度から開始し、高専を対象とする「教育助成」、③成果発表の国際大会などに対する「集会助成(技術集会助成)」、の3点。
設立以来、これまでに694件の研究助成、69件の教育助成、124件の集会助成を行っており、助成総額は約12億8690万円にのぼる。
2025年度の助成対象としては、研究助成には、長岡技術科学大学の磯部浩已教授の「超音波援用切削加工で創成されたマイクロテクスチャの高機能化」など15件が決定。2025年度の応募助成研究課題は、ロボット機構と制御分野、メカトロニクス技術の産業応用分野、という2分野の比率が全体の約半数を占めており、近年、この2分野に関する課題の割合は拡大傾向にある。
教育助成には、A助成で、旭川工業高等専門学校など5校、B助成で、函館工業高等専門学校の袴田 翔助教の1件が決定した。
交付式では、内山俊弘理事長が、「メカトロニクス技術は日本の産業の発展と国民の幸福に具体的に寄与することが求められている。この観点から当財団では研究テーマを審査しているが、採択された研究テーマは選りすぐりのものと言うことができる。これまで助成させていただいた多くの研究が、論文として学会誌に、あるいは国際会議に発表され、また他の研究者に広く引用されるなどして、メカトロニクス技術の高度化に大きく寄与したものと考えている。助成事業を通じて社会に貢献し、我々の夢を形にしていくことができれば、これほど喜ばしいことない」と挨拶。続いて、内山理事長から各助成対象者へ交付証が授与された。最後に懇親会が催され、経済産業省や各教育機関の関係者、NSK社員などが集まり、歓談が尽きない盛会となった。
- カテゴリー
- コンバーティングニュース

