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2026/1/9

【3D Printing】大日本印刷、大阪・関西万博ルクセンブルクパビリオンの木材を再利用した椅子を制作

 大日本印刷(DNP)は、大阪・関西万博ルクセンブルクパビリオンで使用された机・椅子・インテリアなどの木材を再利用し、3Dプリンターで椅子を制作した。DNPは、同パビリオンの内装展示施工を担当しており、「循環型社会」というテーマを継承して制作した椅子を2025年12月23日に上智大学へ寄贈した。こうした取り組みを通じて、資源循環の推進と、持続可能な社会づくりに向けた人々の意識醸成に貢献していく。

ルクセンブルク館の資材を再利用して作った椅子。上智大学のエンブレムの鷲をデザイン
贈呈式 (左)上智大学 杉村美紀 学長  (右)大日本印刷株式会社 執行役員 谷康行

【ルクセンブルクパビリオンにおけるDNPの取り組み】

 ルクセンブルクパビリオンは「Doki Doki – ときめくルクセンブルク」をテーマとし、同国の持続可能性と循環型社会のビジョンを共有し、鼓動が「ドキドキ」と脈打つような体験を来場者に提供した。同パビリオンでは、木材を使った備品をはじめ、リサイクル可能な自然素材を積極的に採用し、閉幕後にはこれらを資源として再利用する計画を掲げていた。その内装展示の施工を担当したDNPは今回、この計画の取り組みの一環として、同パビリオンで使われた机・椅子・インテリアなどの木材を再利用して、椅子を制作した。リサイクルした木材は、一度粉砕され、ペレットに生成された後に、3Dプリンターを使い、椅子の制作に使用された。中央部分には、上智大学のエンブレムである鷲がデザインされている。

【資材の再利用で制作した椅子の上智大学への寄贈について】

 ルクセンブルク大使館とルクセンブルク貿易投資事務所は、上智大学と長年にわたって深い関係を築いている。ルクセンブルク貿易投資事務所では毎年、上智大学の学生を数名受け入れてインターンシップを行っているほか、ルクセンブルク大学と上智大学は協定校として毎年教職員、学生交換を行っている。DNPもまた、上智大学、ルクセンブルク大使館、ルクセンブルク貿易投資事務所と長年にわたって協力関係を築いてきた。

 こうした背景から今回、DNPがルクセンブルクパビリオンで使われた木材を活用して制作した椅子を上智大学に寄贈する取り組みが実現した。上智大学に展示することで、今回の取り組みについて、学生に知ってもらう機会になり、次世代へのレガシーとして継承される。

【今後の展開】

 DNPは、事業活動と地球環境の共生を絶えず考え、持続可能な環境・社会・経済の実現を目指して、さまざまな課題の解決に取り組んでいる。今回、資材をリサイクルして制作した椅子を通じて、上智大学の学生に資源循環による制作物の存在意義と価値を伝えるなど、「持続可能な社会の実現」に貢献していく。

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