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2024/10/31

【AI】キヤノンマーケティングジャパン、「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」を通じてAI modelへ出資

 キヤノンマーケティングジャパン(以下キヤノン MJ)は、グローバル・ブレインと共同で運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」を通して、独自開発の生成AIシステムや撮影技術によりAIモデルやAIタレントを生成し、テレビCMや広告をはじめECサイトやカタログなどのクリエイティブ制作を支援するAI modelに出資した。

 キヤノン MJ グループは、未来志向で社会課題を解決するために新たな事業の創出に取り組む専門組織「R&B(Research & Business Development)推進センター」を 2024年1月に立ち上げた。志を同じくするスタートアップ企業や教育機関、行政とワールドワイドにオープンイノベーションを推進し新たな価値創造に取り組んでいる。さらに、最先端の技術やビジネスアイデアを持つスタートアップ企業とのオープンイノベーションを加速するため、100億円規模のCVCファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」を設立した。
 AI modelは、独自開発の生成AIシステムや撮影技術によりAIモデルやAIタレントを生成し、それを活用したテレビCMや広告、アパレル企業などが展開するECサイトやカタログなどのクリエイティブ制作から運用までを行うスタートアップ企業。AIで生成したAIモデルやAIタレントと実撮影した商品写真などを組み合わせることで、独自性と質の高い表現を実現しながら撮影のリードタイム短縮やコスト削減、ECサイトなどの効率化に寄与するサービスを展開している。
 近年では、AIタレントが出演するテレビCM の制作や AI インフルエンサーの展開まで事業の幅を広げています。
 「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」は、Well Being(ウェルビーイング)、Business Transformation(ビジネストランスフォーメーション)の2分野を投資領域としており、今回の出資では「Work-in-Life(AIの活用による労働生産性の向上と豊かな労働環境の実現)」「Regional Regeneration(AIの活用による地域の産業活性化)」「Business Revitalization(既存のバリューチェーンへのAI導入による産業構造の変革)」の実現を目指している。
 キヤノンMJは、AI modelのクリエイティブ制作・運用における生産性の向上やコスト削減などの課題解決に加え、AIを活用した新たなクリエイティブ表現による、これまでにない価値の創出を期待し今回の資金調達に参画した。
 今回の出資を通じ、AI modelのAIを活用した制作技術とキヤノンMJグループのイメージング技術やノウハウを組み合わせることで、新たなサービスを創造し社会の発展への貢献を目指す。なお、今後の事業展開については「R&B」のホームページで公開していく。

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