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2024/12/18
【AI】シャープ、AloTクラウドの「WIZloT遠隔監視」サービスが現場DXを支援する新機能の提供開始
シャープの子会社であるAloTクラウドは、Alの活用により工場設備の巡回・点検業務の効率化を実現する「WIZloT(ウィジオ)遠隠監視」サービスの現場DX支援機能を強化し、12月18日から提供開始する。
AloTクラウドは、製造現場を中心に労働力不足が深刻化している状況を踏まえ、巡回や設備点検など現場の業務負担軽減に貢献することを目指し、カメラで撮影した工場設備のメーターなどをAlで読み取ることで業務を効率化するSaas※1型サービスを2024年2月から提供している。
今回の機能強化では、巡回点検において、「メーターのみならず、現場で確認した異常の記録が欠かせない」とのユーザーの要望に応え、異臭や異音、液漏れなどのメーター以外の設備点検結果を記録できる機能を搭載した。スマホアプリで選択肢から選ぶだけで、異常の記録とともに、メモを追記したり、カメラで撮影した画像を添付したりすることができるようになった。また、点検結果の記録から、オンライン承認、報告書作成まで、一連の点検業務のペーパーレス化を実現する。
AloTクラウドは今後も、「WIZloT遠隔監視」サービスの機能拡充を継続することで、「現場で始める、巡回点検DX」を提案し、労働力不足を補完するための業務効率化やコスト削減に貢献していく。
※1 Software as a Serviceの略で、ソフトウェアをインターネット経由で利用できるサービス
■主な新機能の内容
1. 異臭や異音・液漏れなどの設備点検結果もスマホで簡単記録
工場設備の巡回の際、設備メーターの続み取りに加え、現場の異臭や異音、液漏れなどの設備点検結果もスマホで記録できる。点検時に確認する内容や、スマホに表示する選択肢(ボタン)はあらかじめ設定が可能。現場ではスマホのボタンを選ぶだけで点検結果を簡単に記録できる。さらに、補足説明としてメモ入力や、現場で撮影した画像を添付することもできる。
2. 点検結果の承認・報告書作成もペーパーレス化を実現
一日の点検業務終了後、点検者がスマホアプリから承認依頼を行うと、承認者にメールで通知されるので、承認者はオンラインでタイムリーに点検結果を確認・承認できる。承認が完了すると、点検者と承認者の名前入りの日報(PDF)を自動で作成し、クラウドに保存する。紙の点検票から表計算アプリに転記して報告書を作成するといった手間を省き、点検記録から報告書作成まで、一連の点検業務のペーパーレス化を実現。業務効率を向上させることができる。
■『WIZloT(ウィジオ)遠隔監視』サービスとは
工場設備のメーターなどをカメラで撮影してAlで読み取り、クラウド上に記録することで、点検業務の時間短縮やヒューマンエラーの低減を実現するSaas型サービス。
《主な特長》
●カメラによるメーター撮影・Al読取で、巡回点検業務を効率化
●アナログからデジタルまで幅広いメーター、ランプ※2のAl読取に対応
●スマホをメーターにかざすだけの連続自動撮影で、従来の目視点検記録の時間を約80%※3短縮し、読み間違いや転記ミスなとのヒューマンエラーも低減
●スマホカメラ/固定カメラに対応し、導入しやすさと低コストを実現
●地下などスマホの電波が届きにくいエリアでのオフライン点検に対応
※2 ランプ続取は固定カメラのみ対応
※3 モハイルプラン(スマホアプリ)でのAloTクラウドの独自実測値に基づく、目視・紙による点検との比較。複数(10個)のメーター点検において、目視てメーター値を読み取り、紙の点検禁に点検結果を手書きて記載する場合に対して、スマホアプりの連続自動撮影機能によって点検した場合を比較した点検時閤の削減率 (AloTクラウド調べ)
*導入検討企業向けに、トライアルプランを用意。詳しくは下記のウェブサイトへ
URL:https://iot.aiotcloud.co.jp/trial/
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