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2025/11/20
【アルキルポリグルコシド】BASF、タイ・バンパコン工場で「APG」の生産能力拡大
BASFは、タイのバンパコン拠点に建設した新しい工場を通じて、アジアにおけるアルキルポリグルコシド(APG®)の事業基盤を拡大する。今回の拡大は、成長地域において当社の地位を強化し、強固な地域ネットワークを基盤として、より俊敏かつ柔軟にお客様に対応するための戦略的施策である。

BASF ケア・ケミカルズ事業本部のプレジデントであるメアリー・クリアン氏は、次のように述べている。「今回の投資は、パーソナルケア、ホームケア、工業用途のお客様にとって信頼できるパートナーであり続けるという私たちのコミットメントを強化するものです。タイにおけるAPG®生産能力を拡大することで、地域における供給能力を強化し、より迅速で柔軟なサービスを実現するとともに、持続可能で高性能なソリューションに対する高まる需要に対応していきます」
BASFは現在、ドイツのデュッセルドルフ、米国のオハイオ州シンシナティ、中国の金山の各拠点でAPG®を生産しており、多様な産業ニーズに応える強固なグローバルネットワークを形成している。バンパコンにおける生産能力の拡大によって、アジアにおける地域供給体制を強化し、2026年の完成を予定しているシンシナティの新APG®生産ラインは北米における生産能力をさらに増強する。これらの投資は、主要市場において持続可能で高性能なソリューションをスピード、柔軟性、信頼性をもって提供するというケア・ケミカルズ事業本部のコミットメントを強化するもの。
APG®は、100%天然の再生可能な原料を使用したバイオベースで、容易に生分解される地球環境に優しい二次界面活性剤。APG®は持続可能で優れた性能を持つだけでなく、非イオン性であるため他の界面活性剤との配合が可能。APG®は、パーソナルケア、ホームケア、業務用洗剤・工業用洗浄剤、工業用添加剤や農業分野など、さまざまな用途で広く使用されている。
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