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2024/5/13

【ARディスプレイ】Cellid、プラスチック製フルカラーウェイブガイド「Plastic G1」が「2024 Display Componet of the Year Award」受賞

 次世代デバイスのARグラス用ディスプレイおよび空間認識エンジンの開発を手がけるCellid(セリッド)は、同社が開発した軽量ARディスプレイ用プラスチック製フルカラーウェイブガイド「Plastic G1」が世界最大のディスプレイ学会であるThe Society for Information Display(SID)より「2024 Display Componet of the Year Award(ディスプレイ・コンポーネント・オブ・ザ・イヤー・アワード)を受賞したことを発表した。この賞は、SIDより数多くの候補の中から選出され、同社の技術の革新性が高く評価された結果、受賞に至った。

 Cellidは、最新ラインナップとしてプラスチック製ウェイブガイドを開発しました。単に軽量というだけでなく、プラスチックでもフルカラーを鮮明に表現し、画期的な進化を実現した。
 Cellidの白神 賢CEOは次のようなコメントを寄せている。
 「この度は、名誉ある2024 Display Componet of the Year Awardを受賞でき、大変光栄です。この賞は、Cellidの技術に対する情熱と称賛だけでなく、常に先を目指し革新的な製品の開発への妥協なき姿勢が認められたものだと思っています。今後もAR業界の革新的なパートナーとして認められるべく、チーム一丸となって開発に努めていきます」
 SIDのアーチン・ボーミック会長は次のようなコメントを寄せている。
 「ディスプレイ技術の未来を形作る上で、私たちは受賞者たちが発揮する変革の力に常に刺激を受けています。今年の受賞者たちは、ディスプレイ分野がいかに豊かで多様になったかを示しています。ディスプレイ産業賞は、イノベーションと卓越性を称えるだけでなく、進化する業界における協力と進歩の道標としての役割を果たします」
 DIA委員会のステファン・アトウッドリーダーはは次のようなコメントを寄せている。
 「PixelligentとCellidの両社は、急成長するこの分野で、より効率的でリアルな光学ソリューションを可能にする重要なコンポーネントを開発しました」

■Display Componet of the Year Awardについて
 SIDが、その年に市場に導入された革新的なディスプレイ製品もしくはアプリケーションへ毎年授与する賞。
■Cellidについて
 Cellidは、次世代デバイスのARグラス用ディスプレイおよび空間認識エンジンの開発を主軸とする事業を展開している。ARグラス用ディスプレイとして、最先端の光学シースルーディスプレイ方式のウェイブガイド(DOE方式)を製造。Cellid独自の光学シミュレーション技術と独自の生産技術で、一般的なメガネレンズと同等の薄さと軽さ、鮮明な画像、ウェイブガイドで世界最大級の広視野角を実現したディスプレイモジュール製品を展開している。またCellid SLAMなどの空間認識ソフトウェア技術を用いた、産業別ソリューションの開発、提供もしている。ARディスプレイのハードウェアの技術と、現実世界の空間認識のソフトウェアの技術を連携し、現実世界とデジタル世界の融合「Blending the Physical and Digital Worlds」を促進し、より人間に身近で段違いに便利な情報ツールの実現を主導していく。

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