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2025/10/8

【AWARD】ヤマハの管楽器エントリーモデルの梱包箱、「Pentawards 2025」で金賞受賞

 ヤマハが製作する管楽器エントリーモデルの梱包箱が、「Pentawards(ペントアワード)2025」の「BRAND IDENTITY & CONNECTED PACKAGING」カテゴリーの「Re-designing projects: Iconic Brands」セクションにおいて、金賞(ゴールドアワード)を受賞した。市場で20年以上の長年にわたり消費者との関わりを持つ有名ブランドのパッケージとして表彰された。
 「Pentawards」は、2007年にベルギーで創設された、世界で最も権威あるパッケージデザインのコンペティション。これまで19年間にわたり、世界95カ国以上から累計3万6000件を超える応募が寄せられている。
 ヤマハの「Pentawards」への参加は今回が初めてで、初受賞となった。また、同コンペティションの一環として、一般の投票で優秀作品が選ばれるPeople’s Choice Awardでも、最終候補の12作品の1つに選ばれた。
 「Pentawards 2025」金賞受賞について、ヤマハ楽器事業本部 B&O事業部 事業部長の坂本 仁氏は次のようにコメントしている。
 「このたび『Pentawards 2025』において金賞を受賞できたことは、当社が培ってきたデザイン力と、環境負荷低減をはじめとするサステナビリティへの取り組みが評価された結果であり、大変光栄に思います。今回の受賞を励みに、今後もお客様に感動と価値を届ける製品やデザインの創出に努めてまいります」
 また、技術本部 デザイン研究所 所長の川田 学氏は次のようにコメントしている。
 「商品パッケージに特化した国際的なデザイン賞である『Pentawards 2025』において、管楽器エントリーモデルの梱包箱が金賞に選出されました。ヤマハとして初の受賞であり大変うれしく思います。社会の価値観やパッケージのあり方が大きく変化するなか、今後も魅力あるデザインの創出に挑戦してまいります」

「Pentawards 2025」金賞を受賞したヤマハ管楽器エントリーモデルの梱包箱(イメージ)

<受賞作品 概要>
 今回「Pentawards 2025」で金賞を受賞したのは、ヤマハの管楽器5種類のエントリーモデル(主に初級者向け)用梱包箱のデザイン。代表的な対象モデルは以下の通り。
 トランペットYTR-2330
 フルートYFL-212
 クラリネットYCL-255
 アルトサクソフォンYAS-280
 テナーサクソフォンYTS-280
※地域やモデルにより異なる場合や、一部で別デザインの梱包箱を使用する場合がある。
 これらの梱包箱は、ヤマハが2025年に16年ぶりに再設計、刷新したもの。サステナビリティや環境負荷低減への取り組みを基盤としつつ、製品を収めるだけでなく、その価値と魅力をお客様に伝える重要なツールとして、認識しやすく洗練されたデザインへと見直した。楽器の設計者とデザイナーが連携し、質感や内部の仕切り構造に至るまで細部を追求し、新たな梱包デザインを完成させた。
 管楽器のエントリーモデルは、多くのユーザーにとって「初めて所有される楽器」であり、箱を開ける瞬間は、これから長く寄り添う“相棒”との初対面となる。外装4面には、楽器が半透明のアクリルケースに収められているかのように「ぼかし」を用いた表現でほのかに描かれており、開封前の期待感や、楽器を手にした瞬間の感動を演出。その後の楽器への愛着や、大切に使い続けるというサステナビリティにもつなげていく。
デザイン刷新による環境面の主な効果
(1)印刷方法・インク
 フルカラーのオフセット印刷から水性インクを使用したフレキソ印刷に変更
 水性インクへの変更により、揮発性有機化合物(VOC)や廃水の発生を削減
 印刷面積は、従来比で約1/10。インク使用量を削減
 印刷時間は、従来比で約2/3。使用電力を削減
(2)再生紙の使用
 再生紙の色を生かしたデザインへの変更により、再生紙使用率を85%から100%に。

従来の梱包箱(左)と刷新後の梱包箱デザイン(右)

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