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2025/12/26
【AWARD】 帝人メディカルテクノロジー、福井経編興業、大阪医科薬科大学の「心・血管修復パッチ」、バイオマテリアル学会「学会賞」受賞

帝人メディカルテクノロジー、福井経編興業、大阪医科薬科大学は、このたび、共同で開発した心・血管修復パッチ「シンフォリウム」について、2025年度「日本バイオマテリアル学会賞(技術)」を受賞した。
日本バイオマテリアル学会は、生体に使用する材料およびその応用に関する科学・技術の発展と向上を目的として、1978年に設立された。このたび受賞した「日本バイオマテリアル学会賞(技術)」は、バイオマテリアル技術において独創的かつ優れた業績を挙げ、国際的視野に立ってバイオマテリアルの発展に寄与し、未来永劫にわたる貢献が強く期待される者に授与されるもの。

今回、受賞したのは「患児成長に追従する自己組織置換型心血管パッチの開発」であり、心・血管修復パッチ「シンフォリウム」の開発について、医工産官連携により、革新的バイオマテリアルの社会実装に向けた取り組みが高く評価されたもの。2025年11月に開催された第47回日本バイオマテリアル学会大会における授賞式で表彰された。
心・血管修復パッチ「シンフォリウム」は、先天性心疾患の手術で使用される医療機器。吸収性の糸と非吸収性の糸で編んだ特殊な構造のニットに、吸収性の架橋ゼラチン膜を一体化させている。手術によって心臓や血管に縫着された後、まず架橋ゼラチン膜が、次に吸収性の糸が徐々に分解され、その間に非吸収性の糸を含むように自己の組織が形成される。これにより、先天性心疾患の外科手術後に生じる材料の劣化や、成長に伴うサイズのミスマッチといった課題の解決が期待されている。
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