アーカイブ情報

2024/6/24

【BOOK】日本書籍出版協会と日本印刷産業連合会、第57回造本装幀コンクールで入賞22作品決定

　日本書籍出版協会と日本印刷産業連合会は、2024年6月4日、出版クラブビル（千代田区）において、第57回造本装幀コンクールの審査会を開催し、2023年初版発行の書籍のうち、応募のあった185者327点の中から、入賞作品22点（ダブル受賞1作品）を決定した。
　文部科学大臣賞には『Je suis là ここにいるよ』（月とコンパス刊）、経済産業大臣賞には『心臓』（ふげん社刊）、東京都知事賞には『鍵のかかった文芸誌』（菊池拓哉刊）が選ばれた。

　9月30日には出版クラブビルにて、受賞者や関係者を招待して授賞式を行う予定。また、入賞作品は国内での巡回展示のほか、ドイツ・ライプツィヒで 2025年2月に行われる「世界で最も美しい本コンクール」へ日本代表として出品される。その後、2025年10月には、フランクフルト・ブックフェアで、世界各国からの優れたブックデザイン作品とともに公開される。最終的に、全出品作品（一部入手不可能な作品を除く）が国立国会図書館の「原装保存コレクション」として収蔵される。
＜今後の展示スケジュール＞
　表彰式
　　9月30日 出版クラブビル3階 ホール／クラブライブラリー（千代田区神田神保町1-32）
　応募全作品無料公開展示
　　9月30日～11月1日（予定）出版クラブビル3階 ホール／クラブライブラリー（千代田区神田神保町1-32）
　入賞作品の展示
　　今冬（予定）印刷博物館「世界のブックデザイン展」（文京区水道1-3-3）
　　2025年6月（予定） 奈良図書情報館（奈良市大安寺西1-1000）

カテゴリー

コンバーティングニュース