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2024/6/3
【CAN to CAN】アルテミラ、100%リサイクル材を使用した アルミボトルとキャップの供給開始
アルテミラグループのアルテミラとMAアルミニウム(MAアルミ)は、循環型社会の実現に向けて、100%リサイクル材を使用したアルミボトルとキャップの継続的な供給を開始した。アルテミラとMAアルミは、2022年12月より100%リサイクル材(※1)を用いた410mlアルミボトルの製造を開始し、従来のアルミボトルに比べ、CO2排出量を約25%削減した製品への切り替えを進めてきた。アルミボトルだけでなくキャップにも100%リサイクル材を使用したことで1缶当たりのCO2排出量を約37%削減し、より環境負荷が少ない容器を提供できることとなった。
キャップには密封性などの性能が求められるため、新地金の使用量が多い高強度材料が使われてきた。リサイクル材でキャップを製造する場合は従来と同様の材料ではなく、リサイクル材特有の性質を持つ材料を扱う必要があります。従来と同様の要求性能を満たすために材料開発とキャップ製造の両面からアプローチし、使用済み飲料用アルミボトル・アルミ缶(Used Beverage Can、以下UBC)から再びアルミボトルとキャップを継続的に供給できる体制を確立した。
※1 UBC、コイルおよびアルミ缶製造時に発生するスクラップで構成される材料(成分調整分を除く)
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