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2025/12/9
【CES 2026】京セラドキュメントソリューションズ、京セラグループブースにてリアルタイム字幕表示システム「Cotopat」を米国で初展示
京セラドキュメントソリューションズは、米国時間の2026年1月6日~9日まで、米国ネバダ州ラスベガスで開催される世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2026」に、京セラのグループ出展ブースへ共同出展し、リアルタイム字幕表示システム「CotopatⓇ」を米国で初めて展示する。

CotopatⓇは音声をリアルタイムで認識し、文字・図解・動画をスクリーンやタブレットに表示するシステム。聴覚障がいや言語の違いなど、多様性への配慮が求められる場面で、聞き取りづらさを解消してコミュニケーションを円滑にする。同社は2023年に日本で販売を開始し、自治体や企業の窓口・受付など対面コミュニケーションの場で利用いただき、好評を得ている。海外ではヨーロッパに続いてオーストラリアとニュージーランドから販売開始を予定している。
同社は、CotopatⓇを通じて誰ひとり取り残されない共生社会の実現を目指す。CES会場では実機デモで製品特長や導入事例を紹介する。
■CotopatⓇの特長
1.リアルタイム情報表示
音声をリアルタイムで認識し、字幕だけでなく会話に合わせた図や動画も表示する。透明なアクリル板に発話内容を表示することで、会話中でも表情を確認しながら自然な対話が可能になる。高齢者や難聴者とのコミュニケーション、また行政・医療の現場など複雑な情報の正確な伝達が求められる場面で有用。

2.双方向の翻訳表示に対応
それぞれの母語で話すと、相手側のスクリーンに相手の言語で翻訳が表示される。これにより目線を保ったままスムーズに意思疎通が可能。134言語の翻訳表示(うち73言語は同時双方向表示対応)に対応しており※1、多言語コミュニティにサービスを提供する自治体や企業に適したソリューション。
※1 2025年10月時点

3.生成AIによる会話の要約
会話ログを記録※2し、生成AIで要約を作成してQRコードで来訪者に提供できる。また、その場にいない家族や同僚、関係者にも内容を共有することができる。
※2 会社の登録商標管理者機能でON/OFFの設定が可能。会話データは、該当するプライバシー規制に従って適切に取り扱われる。

■京セラグループによるCES出展の詳細はこちら
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