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2026/3/13
【CHINAPLAS 2026】BASF、Niber Technologiesと開発したウトドアジャケットを展示
・Niber Technologies社製アウトドアジャケットに、TPUベースのエレクトロスピニング技術による新開発のナノメンブレン、Freeflex®E 130を採用
・世界のアパレル・テキスタイル産業における規制強化とサステナビリティ要件の増大に伴い、Bluesign®認証を取得予定
・BASFはCHINAPLAS 2026において、Freeflex® TPUをベースとした溶融紡糸イノベーションも展示
・BASF出展: CHINAPLAS 2026、上海国家会展中心(National Exhibition and Convention Center, Shanghai)、ブース番号 7.2C41
BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)はCHINAPLAS 2026において、エレクトロスピニング技術のトップ企業であるNiber Technologies, Pte. Ltd. (本社:シンガポール、以下Niber Technologies)との協業によって開発したアウトドアジャケットを展示する。このジャケットには新たに開発された、熱可塑性ポリウレタン(TPU)ベースのエレクトロスピニング技術によるナノメンブレン、Freeflex®(フリーフレックス) E 130が採用されている。
Niber TechnologiesのCEOであるJaehyung Park氏は、次のように述べている。
「BASFとの協業によって、超軽量で柔らかな肌触りの快適なアウトドアジャケットを開発することができました。このジャケットは、優れたメンブレン均一性と高い水蒸気透過率(MVTR)を備えており、ラミネート加工の温度耐性が向上したことでメンブレンの応用範囲が広がりました。ペルフルオロアルキル物質およびポリフルオロアルキル物質(PFAS)を使用することなく製造されたTPUベースのメンブレンは、従来のePTFE(拡張ポリテトラフルオロエチレン)に代わる持続可能な選択肢です。」
この卓越した性能特性は、エレクトロスピニング技術により0.5 μmの超微細繊維を形成するFreeflex®の能力によって実現したものであり、高多孔性でありながら保護機能を備えたメンブレン層となっている。
BASFはエレクトロスピニング技術のイノベーションに加え、Freeflex®溶融紡糸TPU繊維を15%含有するPP(ポリプロピレン)/PET(ポリエチレンテレフタレート)製のスポーツウェアも展示。この製品は快適な着心地と速乾性を提供するとともに、アクティブウェアとして伸縮性と耐久性を強化している。REACH規則に準拠し、Oeko-Tex®エコパスポートを取得しているFreeflex®溶融紡糸繊維は、テキスタイル用途における厳格な安全性および化学物質透明性基準を満たしている。
Freeflex®のエレクトロスピニング技術によるナノメンブレンの性能と、溶融紡糸繊維の汎用性によって、次世代の機能性アパレルの設計・開発が可能になる。さらにFreeflex®はBluesign®認証の取得を進めており、2026年中に準備を整えて、世界のアパレル・テキスタイル産業における規制強化とサステナビリティ要件の増大に対応している。
BASFパフォーマンスマテリアルズ事業本部アジア太平洋地域TPUビジネスマネジメント担当バイスプレジデントであるロヒット・ループ・ゴーシュ氏は、次のように述べている。
「Freeflex®ポートフォリオ全体にBluesign®認証を追加することで、BASFは高性能で規制に適合し、環境を意識した素材ソリューションを求めるアパレルおよびテキスタイル業界のお客様とともに、持続可能な変革を推進することを目指しています。この取り組みによって、よりクリーンな材料、責任ある生産、そして性能重視のテキスタイルイノベーションに対するBASFのコミットメントがさらに強化されることになります。」

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