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2024/11/21
【CO2回収・原料化】東ソー、南陽事業所で設備稼働開始。イソシアネート製品の低炭素化に使用
東ソーは、南陽事業所(山口県周南市)において二酸化炭素(CO2)回収および原料化設備を新設し、稼働を開始した。同設備で回収したCO2は同社主力製品であるイソシアネート製品(ポリウレタンの原料となるMDI等)の原料として使用する。
東ソーは、イソシアネート原料である一酸化炭素(CO)をナフサから製造している。このたび稼働した設備では、自社技術による回収プロセスを用いて、CO製造過程から発生する燃焼ガス中のCO2を回収し、CO原料として活用する。年間約4万tのCO2を回収し、ナフサ代替原料として有効利用することで、イソシアネート製品の低炭素化に寄与する。
また、CO2回収プロセスでは、自社開発の高耐久性CO2回収アミンを回収剤として採用。今後、同設備での運用によりCO2回収アミンの性能、耐久性を確認すると共に、更なる性能向上および外販に向けた取り組みを推進する。
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