アーカイブ情報

2024/5/15

【CO2排出削減】リケンテクノス、インターナルカーボンプライシング制度導入

 リケンテクノスはこのほど、同社グループの設備投資を対象に、インターナルカーボンプライシング(ICP)制度を導入した。二酸化炭素(CO2)の排出量の削減効果が見込める設備投資計画について、設定した社内炭素価格を適用し投資の判断に組み込み運用する。
 ICP制度とは、社内における炭素価格を設定し、CO2排出量を仮想的な金額に換算することで排出量の削減効果を投資判断に組み込み、低炭素投資を促進する仕組み。
 リケンテクノスは、2030年度までにCO2排出量を2019年度対比46%減(Scope1,2)、2050年度までには同社グループでの排出量をゼロにするカーボンニュートラルを目標に掲げている。
 2023年3月には、気候変動をはじめとする「地球環境の保全」を経営上の重要課題(マテリアリティ)の1つに定め各種施策を検討し取り組みを進めている。設備投資を行う判断に組み込み、ICP制度を活用して低炭素投資や気候変動への対応を推進する。
<リケンテクノスグループのICP制度の概要>
社内炭素価格:15,000円/t-CO2
制度対象:CO2排出量の削減効果を期待できる設備投資
適用方法:対象となる設備投資に伴うCO2排出量ならびにその削減効果に対し、社内炭素価格を適用して投資判断に組み込む

カテゴリー
コンバーティングニュース

PAGE TOP