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2025/6/17
【DX】OKI、実証団体7者と連携し、総務省「地域社会DX推進パッケージ事業(自動運転レベル4検証タイプ)」実証団体に採択
OKIは、楽天モバイル、佐賀市交通局、建設技術研究所、先進モビリティ、東海理化、佐賀市と連携し、総務省「地域社会DX推進パッケージ事業(自動運転レベル4検証タイプ)(注1)」(管理事業者:三菱総合研究所)に提案した。
このたび、同事業における実証団体に採択され(注2)、2025年6月より、佐賀市での実証を開始した。また、本実証には通信を用いた自動運転の安全性向上に係る技術的なアドバイザリーとして、国立大学法人東京科学大学も実証団体に参画している。
■概要:
深刻なバス運転手不足の対策の1つとして、自動運転バスのレベル4導入への期待が高まっている。2023年4月の道路交通法改正により、日本でも特定地域での自動運転レベル4が解禁された。今回の実証では、佐賀市にて、混雑する市街地における歩行者・車両への注意が必要な3車線の無信号交差点で車両制御(右折)する、自動運転の中でも難易度が高い実証走行を行う。また、市街地の集客施設付近の通信が混みあっている輻輳(ふくそう)時や、トンネル区間や中山間地域等の電波が届きにくく通信が困難な不感地帯等での安定的な通信品質の検証を行う。
■実施内容:
本実証では、以下の検証に取り組む。
実証1 : 車載センサ検知範囲外の人等の検知・通知による車両制御
歩行者・車両等で混雑が生じる無信号交差点において、路側センサを用い車載センサ検知範囲外の歩行者・車両等を検知し、信号無しの交差点におけるスムーズな右折の実現を目指す。
実証2: 通信輻輳下における監視映像等の情報伝送の安定的な継続
大規模イベント等開催時の集客施設付近における通信の輻輳に対し、自動運転車両からの通信品質指標を集約し、それらを踏まえた通信の輻輳の度合いを基地局のカバーエリアごとに定量評価する。これにより、輻輳下においても情報伝送を安定的に継続・維持することを目指す。
実証3: 条件不利地域(中山間地域)の通信の安定性確保
電波が届きにくく通信が困難なトンネル区間を含む通信の条件不利地域の中山間地域において、LTEレピーターを用いた安価な通信環境整備により既存の通信環境を延伸することで、自動運転車両が安定接続できる通信環境を目指す。

■実証体制

■期間:
2025年6月~2026年1月(予定)
OKIは、本実証により、難易度の高いルートでの自動運転レベル4の実現と、混雑時や不利な状況下での安定的な通信品質の提供を目指し、全国的な課題解決に寄与できるよう、実証団体7者と協力して検証に取り組む。
【用語解説】
(注1)自動運転レベル4:特定の環境下で運転者が介入することなく、システムがすべての運転操作を行う自動運転レベルのこと。
(注2)選定結果の詳細については以下の総務省ウェブサイトを参照。
「安全かつ効率的なレベル4自動運転に資する通信システム等の検証に関する実証団体の選定結果」
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000431.html
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