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2026/3/19

【DX】TOPPANデジタル、製造DXソリューション「NAVINECT」で製販連携DX支援サービス「NAVINECT Sales Build」の提供開始

 TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANデジタルは、製造DX支援ソリューション「NAVINECT(ナビネクト)」を2019年4月より販売している。「NAVINECT®」の新ラインアップとして、在庫・原価・進捗などの製造現場のデータと、顧客情報や案件情報、クレームなどの営業・販促データを連携させ、企業の営業プロセスを最適化する新サービス「NAVINECT Sales Build(ナビネクト セールスビルド)」を開発。2026年3月19日(木)より製造業の企業に向けて提供を開始する。

 同サービスは、製造業全般において課題となっている営業部門、開発部門、製造部門などの部門間情報の分断や、製販連携の不足などの課題に対し、「NAVINECT」を核に、企業の引き合いや商談、受注、生産、アフターケアまでを関連付けてワークフローを管理し、営業プロセスを可視化して部門間連携を効率化する。

 具体的には、納期や利益が基準を満たさない場合は、赤字受注や無理なスケジュールなどをシステム上で自動ブロックするなど製販情報のシームレスな共有を実現する。さらに、AI類似検索エンジンで過去の技術報告や試作結果、成功事例、市場トレンドなどを根拠に、適切な回答を即座に提示することができるため、業務経験の少ない担当者でも顧客の質問に即答することが可能になり、確認のための持ち帰りを削減させることできる。また、顧客のニーズと企業の技術のギャップなどを可視化することができるため、蓄積されたデータを製品開発のロードマップとし、注力すべき業界や技術などの戦略に関する意思決定にも活用できる。

「NAVINECT® Sales Build」の概要

 現在、国内の製造業は深刻な労働人口の減少に直面している。営業担当者においても、従来の人間関係に依存した営業から、専門知識に基づくコンサルティング型営業への転換が急務となっている。 しかし多くの企業では、長年の経験を持つベテラン社員の知識の属人化や、営業・研究・製造間の情報の分断といった構造的な問題が根強く残っており、対応の遅れや機会損失、戦略の欠如などが生じている。

 TOPPANデジタルが今回新たに提供を開始する「NAVINECT Sales Build」は、在庫・原価・進捗などの製造現場のデータと、顧客情報や案件情報、クレームなどの営業・販促データを連携させ、製造業における営業プロセス(引き合いや商談、受注、生産、アフターケアなど)の各ステップをワークフロー化し、部門間連携を効率化する。

 またAIを活用した過去の類似案件から、業務経験の少ない担当者でも顧客に対して適切な回答を可能にする仕組みを提供する。

 製造管理システムと顧客管理システムは別々で管理されていることが多い中で、「NAVINECT Sales Build」は、製造視点で研究や製造の管理と顧客管理を1つのシステムで完結させることができる。「NAVINECT」がこれまで多数の製造業を支援してきた実績と、TOPPANグループがこれまで培ってきた営業プロセスのノウハウを掛け合わせた製販連携DX支援サービス。


「NAVINECT Sales Build」の特長

①ワークフロー管理
 引き合いからアフターケアまでの全情報を連動させ、商談プロセスを可視化する。また、納期や利益が基準を満たさない場合は受注申請に進めない「ゲート機能」を搭載し、赤字受注や無理なスケジュールなどをシステム上で自動ブロックする。

②AI類似検索エンジン
 商品名などが違っても「用途・素材・不具合の症状」などの文脈から、AIが過去の技術・試作報告書を検索し、最適な解決策を提示する。ベテランの知見を瞬時に引き出せるため、経験の浅い担当者でも専門的な回答が可能になる。
 これらにより、営業担当者はAI類似検索で過去データを瞬時に引き出すことで顧客の質問に即答することが可能になり、確認のための持ち帰りを削減させることができる。また、システム上のワークフローが工数や技術的限界を自動でチェックするため、製造現場が困る様な「できない約束」を物理的にさせない仕組みが整う。

価格:350万円~/(2か月~)
※サービスの利用には、業務設計コンサルティングが必須となり、本価格はその費用となる
※「NAVINECT クラウド」の「帳票管理」サービスの契約が別途必要
※対象業務の規模やシステム化の範囲などにより作業期間・価格が変動する

 TOPPANデジタルは、「NAVINECT® Sales Build」の提供を通じて、研究・製造部門と営業部門の連携に課題を持つ製造業に対して、営業・研究・製造の三位一体となったデータ活用を支援する。今後も、TOPPANが保有するテクノロジーやクリエイティブなども融合させたサービス提供により、顧客の収益基盤の強化と、持続可能な製造業の発展に貢献していく。
 TOPPANグループ全体で「NAVINECT」を、製造業を中心に様々な企業に対し提供し、2026年度中に120社への導入を目指す。

「NAVINECT」について
 「NAVINECT」は、MES(製造実行システム)、WMS(倉庫管理システム)、SCADAを統合した、統合型製造DXソリューション。TOPPANが情報系・生活・産業系・エレクトロニクス系などの自社の多様な製造現場で培ったアプリケーション群をマイクロパッケージ化して提供するのが特徴。これにより、各社固有の課題に対し、柔軟かつ最適なコストでの解決を支援する。
 また、ICタグや各種IoTセンサー(UWB/BLE/LPWA等)に加え、パートナー企業の生産装置ともスムーズな連携が可能。現場のあらゆる情報をリアルタイムに収集・可視化することで、「リモートでの状況把握」「複数拠点の拠点一括管理」「上下流を繋ぐトレーサビリティの確立」といった高度な工場運営を実現する。
 導入に際しては、製造現場の実務経験を持つエンジニア「ラインビルダー」が伴走。食品、自動車部品、化学、製薬など幅広い業界での実績を活かし、段階的なスケールアップから拠点間連携まで、製造業全体のDXを推進する。労働人口減少への対策や、厳格な法規対応などの社会課題解決にも貢献する。

カテゴリー
コンバーティングプロダクツ&テクノロジー

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