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2026/3/14
【ERP・MES】JVCケンウッド、製造オペレーションの高度化に向けてIFS Cloud採用

産業用AIソフトウェアのリーディングプロバイダーであるIFSは2026年3月12日、JVCケンウッドが、次世代のERP(基幹業務システム)およびMES(製造実行システム) プラットフォームとして「IFS Cloud」を採用したことを発表した。同プロジェクトは、ドリームインキュベータ(DI)とのパートナーシップのもとで実施され、JVCケンウッドの国内外の製造拠点および関連部門を対象に展開される予定。パイロット稼働は2027年6月を予定している。
JVCケンウッドは、将来を見据えた基幹システムのモダナイゼーションと、サプライチェーン・マネジメント改革の推進に取り組んでいる。業務の標準化、可視性、拡張性の実現に向けて、従来の分断されたレガシーシステムの抜本的な刷新を検討きた。IFS Cloudの導入により、同社は財務、サプライチェーン、調達、製造、MES、倉庫管理、計画、プロジェクト管理といった領域を単一のクラウドプラットフォームに統合し、高いFit-to-Standardの採用と
グローバルで標準化された業務プロセスを実現する。
導入の中核にあるのは、産業用AIを活用し、リアルタイムかつデータ駆動型の意思決定を可能にするとともに、製造オペレーション全体に存在するサイロを解消するというJVCケンウッドのビジョン。IFS CloudのAI搭載機能は、サプライチェーンの不確実性や製造の複雑化が進む環境下において、同社が競争力を維持・強化するための基盤を提供します。ディスクリート製造における強みと、統合されたMES機能により、生産計画やサプライチェーン実行から製造オペレーション、在庫管理に至るまで、エンドツーエンドの業務を支えるデジタル基盤として機能する。
IFSアジア太平洋・日本・中東・アフリカ地域(APJMEA)担当プレジデントのハンネス・リーベ氏は次のように述べている。
「JVCケンウッド様がIFS Cloudによるモダナイゼーションを選択されたことは、モビリティおよびエレクトロニクス分野を含む製造業が直面する戦略的要請を象徴しています。分断されたレガシー基盤をAI搭載の統合ERP/MESプラットフォームに置き換えることで、将来の競争力に向けた確かな基盤が構築されます。本導入は、今日の製造業に不可欠な業務プロセスの標準化、サプライチェーンの可視化、そしてインテリジェントな自動化を可能にします」
また、JVCケンウッドの取締役 常務執行役員の園田剛男氏は次のように述べている。
「IFS Cloud の採用は、当社のグローバルなオペレーションを将来に向けて進化させていくための重要な判断でした。サプライチェーン・マネジメント改革を加速させる中で、レガシーシステムの制約を解消し、産業用AIを活用して標準化されたプロセスと高い透明性を実現できるプラットフォームが不可欠でした。IFS Cloudは、ますます複雑化するグローバル市場において競争力を発揮するための、統合されたAI対応基盤を提供してくれます」
今回の導入は、競争が激しい日本の製造業界におけるIFSの重要な実績となり、産業用AIを活用した大規模かつ複雑なデジタルトランスフォーメーションを支援する同社の強みを示すものである。
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