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2025/3/19

【iFデザインアワード2025】島津製作所のサイエンスアート「WONDER POWDER」と島津オリジナルフォント「Shimadzu Genso Sans」、受賞

 島津製作所のサイエンスアート「WONDER POWDER」と島津企業管理(中国)有限公司が開発したカスタムブランドフォント「Shimadzu Genso Sans」が、「iFデザインアワード2025」のインテリア・展示部門とコミュニケーション・タイポグラフィ部門でそれぞれ受賞した。この賞は、世界で最も長い歴史を持つ国際的なデザイン賞。ドイツのハノーバーを本拠地とする「iF International Forum Design」が毎年優れたデザインを選出している。今年は、66カ国・地域から集まった約1万1000件の応募デザインを、131名の専門家がアイデア、造形美、機能性、独自性、サステナビリティの5つの基準で審査した。

 サイエンスアート「WONDER POWDER」は、島津製作所とデザインスタジオwe+が2022年4月から取り組んでいる研究成果の一部を体験型のアート展示にしたもの。様々な素材の粉末がアクリルケースを満たす水の中を落ちていく。ケースは来場者自身で回転させることができ、粉末の大きさや重さ、形状などの違いが沈殿速度の変化を生み、美しいグラデーションを描く。粉末の元素や粒度の分布、形状などを島津製作所製品で調べており、来場者にはケース隣にある分析結果を記したシートから分析計測技術の魅力に気付いてもらうという試み。世界最大規模のデザインの祭典「ミラノデザインウィーク2024」に出品した。

 カスタムブランドフォント「Shimadzu Genso Sans」は、島津製作所の経営理念「『人と地球の健康』 への願いを実現する」から、「The Beauty of Health」をコンセプトとして島津企業管理(中国)有限公司が設計した。二代島津源蔵が制作したX線撮影装置の手書き説明書から筆跡の特徴を抽出して、手書きフォントの温もりと自然な曲線を融合させたミニマルなデザインに仕上げている。また、タブレットやスマートフォンなどデジタルでも読みやすく、障がいを持つ方々への配慮も凝らしたユニバーサルデザインとなっている。カスタムフォントはラテンアルファベットを利用する35カ国とヘブライ文字に対応している。

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