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2026/2/9
【IJ】コニカミノルタ、スイスの公的研究機関iPrint研究所と協業を開始
コニカミノルタは、インクジェット技術のさらなる用途拡大を目指して、インクジェット(IJ)の応用研究を専門とするスイスの公的研究機関であるiPrint研究所と協業を開始した。


【協業の背景と目的】
IJ技術は、必要な場所に必要な量のインクや材料を印刷・塗布できる特長を持ち、印刷用途のみならずディスプレイやプリント基板などの生産工程でも活用されている。小ロット多品種生産により多様なニーズに対応できることに加え、印刷・生産工程の省力化や環境負荷低減にも貢献する技術だ。
コニカミノルタはIJにおけるキーパーツであるインクジェットヘッドをサイングラフィックスから工業用途まで幅広く展開している。特に工業用途では、溶剤などを含む多様なインクへの対応力や、使用環境とニーズに合わせたカスタマイズ力を強みに多くの実績を積み重ねてきた。コニカミノルタが培ってきたIJ技術は、これまでIJが用いられていない、あるいはまだ普及していない分野でも応用できる可能性が十分にあると考えている。世界各地からインクジェット関連企業や技術者が集まり、インクジェット技術の応用研究が盛んに行われているスイスの公的研究機関iPrintとの協業により、インクジェット技術の新たな用途開発や協業パートナー開拓を加速し、さらなる事業拡大を目指す。
【協業の内容】
コニカミノルタは、IJ関連の試験や評価を実施する専用ラボをiPrint内に設置する。従来は日本国内中心に行っていた評価をIJヘッドの主要市場の一つである欧州でも行えるようになるほか、iPrintが所有する試験・評価設備を活用することで立体物へのインクジェット塗布など、これまでは難しかった評価や試験も行えるようになる。新規用途への応用やパートナー開拓に加えて、評価によって得たデータを製品開発に活用し、開発効率向上やスピードアップにもつなげていく。
【iPrintとは】
iPrint(※)はIJ技術およびデジタル印刷の分野をリードする国際的な研究機関であり、研究開発と教育の両面で高い専門性を備えたコンピテンスセンター。テクノロジー専門家、エンジニア、技術者からなる学際的なチームに加え、多くの産業界の材料・装置サプライヤーや学術パートナーとの強固な連携により、IJ技術を活用した革新的な開発に貢献している。
※iPrint : 西スイス応用科学芸術大学(HES-SO)のHEIA Fribourg校に所属する公的研究所
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