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2024/3/1

【ISCC PLUS】テュフズードジャパン、東レ4拠点に持続可能性カーボン認証発行

 企業にとって、サステナビリティへの取り組みを経営戦略に織り込み、企業活動を行うことは重要な課題。近年、再生可能な原材料に柔軟に代替していく「マスバランス方式」が注目されている。ISCC PLUS認証はマスバランス方式による国際的な認証制度であり、あらゆる種類のバイオマス、廃棄物、残渣、非バイオマス再生可能エネルギー、再生炭素原料等を対象としている。
 国際的な第三者認証機関であるテュフズードの日本法人テュフズードジャパンは、このたび、東レの名古屋事業場(愛知県名古屋市)、東海工場(愛知県東海市)、岡崎工場(愛知県岡崎市)、千葉工場(千葉県市原市)に対し、それぞれISCC PLUS認証書を発行した。これらの工場は、今回の認証取得により、バイオマス原料またはリサイクル原料をマスバランス方式で割り当てて使用し、再生可能な素材を生産、供給することが可能になった。

写真左から:東レ マーケティング部門 環境ソリューション室長 勅使川原ゆりこ氏、テュフズードジャパン 代表取締役社長 アンドレア・コシャ氏、東レ 樹脂・ケミカルサステナビリティ・イノベーション推進室長 野見山浩一氏 

ISCC PLUS認証とは
 マスバランス方式(物質収支方式)による国際的な認証制度。対象は、食品、飼料、化学物質、プラスチック、包装材、繊維製品、再生可能エネルギー源を使用するプロセスから得られる再生可能原材・素材・製品等。国際的かつ任意の認証スキームで、バイオエコノミー・サーキュラーエコノミーに適用される。あらゆる種類のバイオマス、廃棄物、残渣、非バイオマス再生可能エネルギー、再生炭素原料等を認証できるのも特長。サステナビリティにおける自社の優位性を示せる認証として、国内外で注目を集めている。

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