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2025/12/2
【label】OSPホールディングス、意匠性を高める「高透明ラベル」を新発売
OSPグループの中核企業で、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促ツールまでをワンストップで製造する大阪シーリング印刷は、従来品に比べて透明度が高い「高透明ラベル」を2025年12月15日より発売を開始する。
同製品は瓶などの透き通った容器に貼ると、印刷箇所が直接印刷したような仕上がりになる。日本酒やワインなど透明な瓶に充填するアルコール類や清涼飲料水、その他、意匠性の高さが求められる化粧品や雑貨のラベルに適している。

■開発背景
大阪シーリング印刷は、これまでユーザーの課題解決に貢献できるよう、さまざまな製品を開発してきた。この度も同様で、意匠性を求められる商品に適したラベルを提供できるよう開発に着手した。平滑性の高い剥離フィルムを使用することで、ゆず肌(細かい凹凸)が低減され透明度を高くした。また、よりきれいに仕上げるために透明な糊を使用した。

■デジタル印刷による美しい仕上がり
同製品はデジタル印刷により、フルカラー再現も可能で、グラデーションや写真などもきれいに表現できる。また、版不要でコスト軽減だけでなく、複数色を重ねて印刷する際に、印刷位置がずれる「版ズレ」が起きず、デザインの再現性もある。
■直接印刷に比べコスト削減
瓶に直接印刷する方法は、初期費用や印刷そのものにコストがかかる場合が少なくありませんが、同製品は透明なラベルを瓶に貼るためコストを抑えることができる。特にデジタル印刷では小ロットやデザイン変更にも柔軟に対応できる。
■通常品との比較

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