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2024/11/22
【LGBTQ+】ダウ、マースク社との支援イベント開催。レインボーカラー塗装の輸送コンテナを使い、寄付物資を輸送
米国ミシガン州に本社を置く素材化学会社のダウ日本グループ(ダウ・ケミカル日本およびダウ・東レ)は、デンマークの総合物流企業マースクと協働し、レインボーカラー塗装の輸送用コンテナを用いたLGBTQ+コミュニティへの連帯を示すイベントを開催した。
2024年11月15日、ダウ・東レの千葉工場・研究所(千葉県市原市)にマースクのレインボーカラーのコンテナを設置し、多様性の重要性とLGBTQ+コミュニティへの支援を伝える啓蒙活動を実施した。
レインボーコンテナは、マースクが多様性の重要性とLGBTQ+コミュニティの支援を訴えるために導入し、世界各地を航海している。今回のイベントでは、ダウ日本グループとマースクおよび東レ千葉工場の従業員から募った寄付物資、段ボール箱67個分を、コンテナを活用してダウのフィリピン拠点に輸送し、非営利団体を通じて現地の子どもたちに届ける予定。
ダウは、すべての従業員が性的指向、性自認、性表現に関わらず、それぞれが尊重され、職場でのパフォーマンスに影響を与えないインクルーシブな職場環境をつくることに尽力しており、LGBTQ+コミュニティを支援する取り組みを積極的に推進している。
今回のイベントは、総合物流サービスを提供する澁澤倉庫にも協力いただいた。
ダウ日本のパトリック・マクラウド代表取締役社長は次のように述べている。
「このイベントは、LGBTQ+コミュニティへの共感を目に見える形で示すと同時に、インクルーシブな職場と社会を築くための私たちのコミットメントを強化するものになりました。私たち一人一人が小さな歩みを進めることで、よりインクルーシブな社会に向けて貢献することができるのです」
■ダウ日本について
ダウの日本法人は1974年に設立された。ダウ・東レと合わせ、約850名の従業員が、3カ所の製造拠点(小松、千葉、福井)を含む5カ所の主要拠点において、包装やインフラ、モビリティ、コンシューマー用途におけるユーザーをサポートしている。ダウはアジア太平洋地域において10カ国18カ所の製造拠点で操業し、当地域における2023年度の純売上高は約82億ドル。
■A.P. モラー・マースクについて
1904 年にデンマークで創業された総合物流企業。日本(横浜港)への初寄港は1924年。現在は約10万人の従業員が130カ国以上で事業を展開している。マースクは、新たな技術、新たな船舶、そしてグリーン燃料を用いて、2040年までにすべての事業の温室効果ガス排出量ネットゼロ達成を目指している。
■澁澤倉庫について
澁澤倉庫は、渋沢栄一が1897年に現本社所在地で、渋沢家直営事業として創業した。創業者の精神を受け継ぎ、正しい道理で追求した利益だけが永続し、社会を豊かにできると考え、物流を越えた新たな価値創造により持続可能で豊かな社会の実現を支えていく。
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