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2024/10/3
【Logistics】日本精工、グループ物流機能会社の一部株式の譲渡完了
日本精工(NSK)は、2024年7月1日に締結した株式譲渡契約に基づき、10月1日、NSKが所有するNSKロジスティックス(NLK)の発行済み株式1800株のうち、1199株(発行済み株式の66.61%)をSBSホールディングス(SBSHD)に譲渡したことを明らかにした。
NLKは同日付で社名を「SBS NSKロジスティクス株式会社」に変更し、SBSHDとNSKの合弁会社として、引き続きNSKの国内物流を担い、物流機能の持続性、安定性を担保すると共に、効率化、環境対策などのお客様、社会的ニーズへの対応力を向上させていく。これに加え、NLKは、SBSグループのノウハウとリソースを活用しながら、物流企業としての更なる成長、発展を目指す。
日本精工の市井明俊代表執行役社長は次のようにコメントしている。
「NSKロジスティックスは、2024年10月1日より、SBS NSKロジスティクスとして新たにスタート致します。SBSグループのもと経営資源を強化し、より安全で信頼性の高い物流サービスの提供を目指します。また、持続可能なサプライチェーンの構築と更なる成長を追求してまいります」
また、SBS NSKロジスティクスの米山佳孝代表取締役社長は次のようにコメントしている。
「新生SBS NSKロジスティクスは、SBSHDと共同で物流事業を展開して参ります。SBSSBSグループのインフラとノウハウを活用しながら、日本精工グループ物流事業の効率化・高度化を推進して持続可能な物流機能を構築すると共に、SBSグループ各社との連携により物流企業としての更なる成長・発展を目指します」
SBSホールディングスの鎌田正彦代表取締役社長は次のようにコメントしている。
「7月に本件を発表して以降、NSKはじめ関係の皆さま方のご尽力により株式取得が順調に進み、NSKロジスティックスがSBSグループに加わっていただけたことに感謝申し上げます。今後、同社を含めたグループ会社間のシナジーを最大限に発揮することで、物流業界全体の課題である『2024年問題』の解決と、サステナブルな物流網の維持に向けた取り組みを一層加速させてまいります」
<SBS NSKロジスティクスの概要>
名 称:SBS NSKロジスティクス株式会社
代 表 者:代表取締役社長 米山佳孝
事業内容 :物流業務全般(運送、保管、荷役、梱包、その他付帯業務)
資 本 金:9000万円
設立年月日:1999年8月25日
<SBSホールディングスの概要>
名 称:SBSホールディングス株式会社
代 表 者:代表取締役社長 鎌田正彦
事業内容 :総合物流事業、物流支援事業、不動産事業
資 本 金:39億2000百万円
設立年月日:1987年12月16日
■NSKについて
NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年以上にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきた。1960年代初頭から海外に進出し、現在では約30カ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、またボールねじ、電動パワーステアリングなどにおいても世界をリードしている。
企業理念として、MOTION & CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全を目指すとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げている。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していく。
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