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2024/12/16
【NEDO GX事業】OOYOO、PCAフェーズに採択。約9億円の助成により高効率・低コストCO2分離回収装置の試作開発・実証実験に取り組む
京都大学発のディープテック・スタートアップであるOOYOOは、革新的なガス分離膜技術でカーボンニュートラル社会実現を目指しており、この度、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が主催する「GX分野のディープテック・スタートアップに対する実用化研究開発・量産化実証支援事業(GX)」のPCAフェーズに採択された。今回の採択により、約2年間で約9億円が助成される。
OOYOOはGX事業を通じて、高効率・低コストであるCO2分離膜を用いた1日当たり10ton規模のCO2を回収可能とするコンテナサイズのCO2分離回収装置の試作機開発と実証実験を行い、市場導入への足掛かりを築く。
NEDO GX事業について
技術の確立や事業化・社会実装までに長期の研究開発と大規模な資金を要し、リスクは高いものの国や世界全体で対処すべき経済社会課題(カーボンニュートラル、資源循環、経済安全保障等)の解決にも資すると考えられる革新的な技術の研究開発に取り組んでいる「ディープテック・スタートアップ」に対し、〔1〕STS フェーズ(実用化研究開発(前期))、〔2〕PCA フェーズ(実用化研究開発(後期))、〔3〕DMP フェーズ(量産化実証)の3つのフェーズにおいて、研究開発や事業化のための支援を行います。 各フェーズでの事業実施後、ステージゲート審査で認められた場合には、次のフェーズへ進めるなど事業を継続して実施することを可能とする。(※ 事業概要ページ から引用)
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