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2024/10/11

【Net Zero Energy Building】サカタインクス、大阪工場で「ZEB」認証を取得したユーティリティ棟竣工

 サカタインクスは、兵庫県伊丹市にある大阪工場にて、サカタインクスで初となる「ZEB」認証を取得したユーティリティ棟(UT棟)を建設し、竣工した。
 竣工したUT棟は、執務室や会議室等のオフィススペースと設備メンテナンスのための作業場を併せ持ち、省エネルギーの観点から環境に配慮した社屋となっている。優れた断熱機能を持つ遮熱壁や鉄板屋根といった設備等などにより設計段階で54%削減しつつ、太陽光発電による創エネにより合計で127%の削減を達成し、最も省エネ効率が高い「ZEB」認証を取得するとともに、BELS (建築物省エネルギー性能表示制度) にて最高評価の星5つを取得した。

 さらにオフィス環境・労働環境を改善することで、社員の健康や快適性の向上に繋がるウェルネスオフィスも実現している。

 サカタインクスではESG経営推進の一環として、生産活動におけるエネルギー使用量の削減(CO2削減)に向け、太陽光パネルの導入など再生可能エネルギーの利用を増やすことで、カーボンニュートラルの実現に貢献していく。
■ZEB (Net Zero Energy Building)とは
 ZEB(ゼブ)とは、省エネルギーの高効率設備と併せて、太陽光発電などによりエネルギーを創り出すこと(創エネ)により、快適な室内環境を実現しながら建物で使うエネルギーの収支ゼロを目指した建物のこと。省エネ効率などに応じて「ZEB」、Nearly ZEB、ZEB Ready、ZEB Oriented の4段階で定義されている。
■BELS (Building-Housing Energy-efficiency Labeling System)とは
 BELS(ベルス)とは、建築物の一次エネルギー消費量に基づきBELS評価機関が5段階で評価する、建築物の省エネルギー性能に特化した評価・表示制度。

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