アーカイブ情報

2024/1/11

【Packaging】サントリーホールディングス、「ザ・プレミアム・モルツ(サステナブルアルミ)」数量限定新発売。グリーンアルミによって通常のアルミ缶と比較してCO2排出量25%削減となる缶を採用。住友商事、住商メタレックス、神戸製鋼所、大和製罐と5社共同で実現


 サントリーは、「ザ・プレミアム・モルツ(サステナブルアルミ)」を2024年1月30日から全国で数量限定新発売する。
 サントリーグループは、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命(いのち)の輝き』をめざす。」をパーパスとし、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきた。
 気候変動については、2050年までにバリューチェーン全体で、温室効果ガス(GHG)排出の実質ゼロを目指している。その達成に向け、2030年までにGHG排出量を自社拠点で50%削減※1バリューチェーン全体で30%削減※1する「環境目標2030」を掲げ、さまざまな取り組みをグローバルに進めている。
 主要な容器・包装については、商品設計から輸送、消費後のリサイクルまで、商品のライフサイクル全体での環境配慮を実践し、PETボトルにおいては同社独自の「2R+B(Reduce・Recycle+Bio)」戦略や「プラスチック基本方針」に基づき、循環型かつ脱炭素社会の実現に努めている。
 今回同社が「ザ・プレミアム・モルツ(サステナブルアルミ)」に採用したアルミ缶は、住友商事・住商メタレックス・神戸製鋼所・大和製罐が共同で企画・製造した。グリーンアルミ※2をマスバランス方式※3により割り当て、通常のアルミ缶※4と比較してCO2排出量を25%削減すること※5ができる( https://www.suntory.co.jp/news/article/mt_items/14522-2.pdf 参照)。
 今後も、環境負荷を低減する容器包装の積極的な活用や、さらなる省エネ技術の導入、再生可能エネルギーの活用等により、バリューチェーン全体でGHG排出量の削減に取り組んでいく。
※1 2019年の排出量を基準とする
※2 再生可能エネルギーによりCO2排出を抑制して製造したアルミニウム
※3 特性の異なる原料が混合される場合に、ある特性を持つ原料の投入量に応じて生産する製品の一部にその特性を割り当てる手法
※4 日本アルミニウム協会 飲料用アルミニウム缶のインベントリ調査報告書(2023年7月)にて公開されている350mLアルミニウム缶
※5 DNVビジネス・アシュアランス・ジャパンにより、第三者の公平・中立的な立場からスキームの検証と妥当性を確認

カテゴリー
コンバーティングニュース

PAGE TOP