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2024/1/11

【Packaging】スリーエフの「3ツ星弁当」シリーズ5品にOSPホールディングスの「パームヤシックスラベル」採用

　大阪シーリング印刷は、スリーエフのチルド弁当に「パームヤシックス(R)ラベル」が採用されたことを発表した。
　「パームヤシックス(R)ラベル」は、パームヤシの実からパーム油を搾った後に残るパームヤシカサをパルプ化し、原料に配合して製造した紙のパームヤシックス(R)を使用したラベル。ナチュラルな色合いは環境に配慮した商品となじみが良いと、2023年5月に発売してから好評を得ている。スリーエフから環境に配慮しながらも、上質で手作り感ある風合いと評価され、素材・製法・彩りにこだわった同社のチルド弁当「3ツ星弁当」シリーズに採用された。 2024年1月9日より計5品で販売され、今後も「パームヤシックス(R)ラベル」を使用した商品が順次販売される予定。
　「パームヤシックス(R)ラベル」 が使用されるのは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の一都三県に展開するローソン・スリーエフの331店舗(※)で販売される「3ツ星弁当」シリーズ。新商品の「アンガス牛のハッシュドビーフ」、同シリーズ既存品4品の「ソースが旨い！ハンバーグ弁当」「出汁が決め手！ロースかつ煮弁当」「国産豚モツの辛味噌炒め弁当」「生姜醤油仕込みの鶏竜田揚げ弁当」の5品。
※ローソン店舗での販売はない。

■「3ツ星弁当」シリーズについて
　スリーエフが展開されているシリーズで、チルド温度帯(5～10℃)だから使用できる材料や調理法で素材の持つ「彩り」「食感」「味わい」を活かしてお届けするお弁当。1995年にチルド弁当の発売を開始し、食味やメニューの改良を重ねて2002年「3ツ星弁当」としてブランド化 、和洋中の多様なメニューがある。
■「パームヤシックス(R)」について
　「パームヤシックス(R)」は、美粧段ボールのパイオニアであり厚さ1mmの極薄段ボール(マイクロフルート)にて、食品一次容器から高級美粧パッケージ、ショッピングバッグまで一貫生産するクラウン・パッケージが開発した紙。

■資源としての活用
　植物油の1つであるパーム油は食用油、洗剤、化粧品などの原料として、世界で多く使用されている。油を搾った後のヤシカサは肥料として一部は活用するが、焼却処分すると黒煙が出ることから禁止されており野積み状態。廃棄処理せず放置したままにすると、高温になり自然発火して山火事など災害の原因になる。また、腐敗・発酵してメタンガスや害虫が発生して、周囲の生活環境を悪化させる。木材パルプの代わりにヤシカサの繊維を有効活用することで、森林資源の節約を可能にしながら、生産地の生活環境の問題解決にも貢献できる。

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