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2024/9/4

【Packaging】ダウ、第35回パッケージング・イノベーション・アワードのファイナリスト発表

 ダウは、2024年9月4日、第35回パッケージング・イノベーション・アワードの最終選考に残ったファイナリストを発表した。受賞者は、2024年10月24日に東京国際包装展と共催する授賞式で発表される。受賞作品は展示会場で10月23日から25日に披露される。
 ファイナリストは、技術的進歩、持続可能性、顧客体験の向上における目覚ましい功績が評価され、今年6月に行われた厳格な審査を通過した。審査中は、包装業界のバリューチェーン全体から世界を代表する18名のリーダが一堂に会し、それぞれの専門知識を生かして業界の未来を担う次世代の革新的な包装ソリューションを見極めた。審査には、事業や戦略立案、デザイン、技術、研究開発、持続可能性、学術といったさまざまな分野にまたがる領域横断的なリーダーシップが発揮された。さらに、マーケティングやブランディング、小売、顧客体験、製品開発、包装工学や性能、プロセスやシステム開発に関する幅広い知識も取り入れて行われた。

 ファイナリストは、技術的進歩、持続可能性、顧客体験の向上における目覚ましい功績が評価され、今年6月に行われた厳格な審査を通過した。審査中は、包装業界のバリューチェーン全体から世界を代表する18名のリーダーが一堂に会し、それぞれの専門知識を生かして業界の未来を担う次世代の革新的な包装ソリューションを見極めた。審査には、事業や戦略立案、デザイン、技術、研究開発、持続可能性、学術といったさまざまな分野にまたがる領域横断的なリーダーシップが発揮された。さらに、マーケティングやブランディング、小売、顧客体験、製品開発、包装工学や性能、プロセスやシステム開発に関する幅広い知識も取り入れて行われた。

 ダウのグローバル・マーケティング・ディレクターであるダニエラ・ソウザ・ミランダ(Daniella Souza Miranda)氏は次のように述べている。
 「今年のパッケージング・イノベーション・アワードには、世界中から300を超える応募がありました。これは記録的な応募数であり、前回の約2倍です。参加者のレベルは上がっており、業界全体に強力かつ永続的な変化をもたらす最高のイノベーションを見出すことが重要です」
 第35回パッケージング・イノベーション・アワードの審査委員長を務めるミンテル・グループ社のグローバル包装担当役員、デイビッド・ルッテンバーガー(David Luttenberger)氏は次のように述べている。
 「審査員は評価の過程で、持続可能性の影響力と革新性を併せ持つ今日の画期的なソリューションを目の当たりにし、将来の成り行きを知る機会を得ました。私たちは、最先端の技術と再生可能素材エコシステムの賢い利用を評価し、リサイクル可能なデザインと地域の廃棄物削減のアイデアを促します。これらの進歩は、魅力的なブランド体験の限界を広げ、包装をこれまで以上に双方向性かつ創造性であり、責任あるものにするでしょう。10月に受賞者を発表することを心待ちにしています。業界として、可能性の限界に挑み続けることが重要です」

 最終選考に残った以下の28製品は、特別賞、ダイヤモンド賞、プラチナ賞、金賞、銀賞のいずれかとして表彰される。
・Amcor社とKjeldsberg社によるコーヒー向け包装「AmPrima® PE Plus」
・Packaging Industries社によるナッツ用プラスチック包装袋「BarrierFlex NutVault」
・Reckitt Industrial社による「Bom Ar Spray de Ambientes」
・Nestlé Italiana Spa社によるチョコレート用プラスチックボトル「Cioccoriso Perugina」
・SB-Constantia Flexibles India社によるポリエチレンを基材とした完全リサイクル可能な朝食用シリアル
・パウチ「EcoLamHighPlus」
・ITC Limitedによるインド初のハンドウォッシュ用リサイクル可能スタンドアップパウチ「Fiama」
・Target Corporationによる台所用品向け紙製パッケージ「Figmint」・ITC Limitedによる世界初のビスケット用外装紙袋
・3M社の平らな多目的補修用テープ
・Gerdau Graphene社によるグラフェン強化包装「Gerdau Grapheneの持続可能なイノベーション」
・内モンゴルのYili Industrial Group Co., Ltd.によるリサイクル遮光ペットボトル由来の熱収縮ラベル
・CJ CheilJedang Corp.によるバイオサーキュラー包装「Hetbahn」
・森永乳業とTOPPANによる、オリジナル「ピノガチャ」を製作可能なアイスクリーム包装箱
・内モンゴルのYili Industrial Group Co., Ltd(伊利集団)による鮮度保持キャップ付きInikinオンデマンド抽出茶飲料パッケージ
・Starprint Public Company Limitedによるマカダミアナッツ用紙箱「Macada」
・Magnomer社による「Magmark SS」
・Aptar (China) Investment Co., Ltdによる自動装填スポイト「Neo Dropper」
・パナソニックエナジーとトッパンインフォメディアによる乾電池向け紙ベース包材
・Upfield社によるバター・ジャム用紙製パッケージ
・UFlex Limitedフィルム事業部によるコールドブリスター成形用PETフィルム
・SÜDPACK MEDICA AGによる医薬品向けリサイクル可能ブリスター包装「PharmaGuard®」
・Alico SAS BIC社によるCafe Sello Rojo単一材料コーヒー包装「Reciplus」
・Free Pack Net Holding Sagl社による大型家電製品の再利用可能な輸送用包装
・Aptar (China) Investment Co., Ltdによる液体化粧品用スクイーズボトル「Star Drop」
・TOPPANによる食品・化粧品等向けのチューブ容器「チューブなパウチ」
・P&G中国による紙製ハニカム構造「Versafiller」
・ヘンケルグアテマラ(Henkel La Luz, S.A.)の100%リサイクル可能な液体洗剤用スタンドアップパウチ
・Alltrista社による26mm軽量水・飲料用密封キャップ

 最終選考に残った作品の詳細な説明と写真はこちらhttps://dow.inc/4g1wEwq

パッケージング・イノベーション・アワードについて
 パッケージング・イノベーション・アワードは30年以上続く、包装業界の主要な賞の1つ。新興企業にも老舗ブランドにも、同じ世界の舞台で革新的なパッケージングが評価される機会が与えられる。可能性の限界に挑み、新しい技術や工夫を紹介し、将来のイノベーションにつながる作品を表彰する。受賞したパッケージは世界の包装業界に披露され、同業者に認められるとともに、新しい市場から注目されている。

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