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2024/1/11
【Packaging】ラサーナのヤマサキ、商品包装の紙資材を大幅削減
ヘアトリートメント カウンセリング 国内売上No.1(※1)の海藻コスメブランド「ラサーナ」を展開するヤマサキは、2023年11月末に通信販売詰め替え商品(※2)に使用している紙素材の化粧箱、年間約3,500kg(※3)を廃止(※4)した。
※1 2022年実績「化粧品マーケティング要覧2023」カウンセリング(通信販売を含む)、ラサーナブランドとして<富士経済調べ>
※2 一部シャンプー、トリートメントの詰め替え商品を除く
※3 ヤマサキ年間使用量から算出(2022年3月~2023年2月実績)
※4 2023年4月から開始して2023年11月に化粧箱の廃止が完了
ラサーナではこれまで環境配慮の一環として、輸送用段ボール箱へのFSC認証紙の採用や、段ボールに同梱する緩衝材をプラスチック製から紙製再生紙に切り替えたりと、いくつかの取り組みを進めてきた。そして、「さらなる紙資源の削減」と「お客様からの簡易包装ご希望の声にお応えする」ために、段階的に詰め替え商品の化粧箱廃止を進め、2023年11月末に対象商品すべての化粧箱廃止を行った。
ラサーナの通信販売では年間約20万個の商品を紙素材の化粧箱に入れて自社工場である広島県広島市から日本全国へ出荷しており、この取り組みにより年間約3,500kg分の紙資源削減に繋げることができる。
耐久性向上のため、詰め替え商品のフィルム素材を「アルミ箔からアルミ蒸着」へ変更した。アルミ蒸着への変更により商品の強度が増したことで、化粧箱がなくても安心して輸送できる商品にすることができた。
<化粧箱廃止による効果>
・紙資源を年間 約3,500kg削減。
・アルミ使用量を年間 約500kg(※5)削減。
・ユーザーのもとで廃棄するごみが少なくなる。
・出荷エリアでの保管スペースを削減することで、作業現場の安全性確保と作業性が大きく向上。
※5 ヤマサキ調べ
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