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2025/9/12

【Packaging】叶 匠寿庵、「国産竹100%」の包装紙を10月から順次導入

 滋賀県の和菓子屋、叶 匠寿庵(かのう しょうじゅあん)は、2025年10月より順次、叶 匠壽庵全店およびオンラインショップにおいて詰合せ等に使用している包装紙を、国産竹を100%使用した「竹紙100ナチュラル」の包装紙に切り替える。これは、竹林整備で伐採されながらも処分に困っていた日本の竹を活用した「竹紙」を使用することで、環境保全を図る取り組み。
 叶 匠壽庵では創業当初より、やわらかな風合いのあるオリジナルの包装紙を使い続けてきた。琵琶湖とそれを取り囲む地をモチーフにしたデザインに、近江が舞台となる額田王と大海人皇子の万葉歌が添えられている。故郷・滋賀をあらわしている従来のデザインはそのままに、「竹紙」と「植物油インキ」を使用した包装紙に変更する。従来の包装紙が無くなり次第順次新包装紙へと切り替える。また、包装紙変更に伴い、紐かけ等の包装形態も変更を予定している。
 なお、包装紙の裏面には、使用後も再利用できるようにとデザインされてきた封筒の裁断線に加えて、便箋や一筆箋、ポチ袋の裁断線も新たに印刷した。

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