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2024/3/22

【Packaging】味の素の「Dashi‐Cha」とサントリーの「ザ・プレミアム・モルツ、ザ・プレミアム・モルツ<香る>エール CO2削減缶」、2024年ジャパンパッケージングコンペティションで経済産業大臣賞に選出

 日本印刷産業連合会(JFPI)は、2024年2月16日、東京都中央区にある日本印刷会館において「第63回 2024年ジャパンパッケージングコンペティション(JPC2024)」の審査会を開催し、116点の応募作品の中から、「経済産業大臣賞 1部門」の「保護、機能、構造、デザイン等、市場性に最も優れているもの」として「Dashi‐Cha® 」(味の素)を、また、「経済産業大臣賞 2部門」の「安全性、リサイクル性、環境対応等が特に配慮され、最も優れているもの」として「ザ・プレミアム・モルツ、ザ・プレミアム・モルツ<香る>エール CO2 削減缶」(サントリー)を選出した。
 両作品の概要は次の通り。

■「経済産業大臣賞<1部門>」の受賞作品

 「Dashi‐Cha® 」
 <1部門>の審査基準は、「保護、機能、構造、デザイン等、市場性に最も優れているもの」。
 <講評>味の素初のD2C専用の新商品。日本人の心に深く結びつく「だし」文化を再解釈し、ドリップ抽出して楽しむ新しい体験を、こだわりを持つ生活者に届ける。ビジュアルはそのコンセプトを伴いながら隅から隅まで精緻に練られ、ユーザーの手元に届いた瞬間、感動をもたらすだろう。個箱として投函できる構造は省包材化の観点で秀逸だ。こうした日本の品格はさらに世界に羽ばたいていくのではないか。

■「経済産業大臣賞<2部門>」の受賞作品

 「ザ・プレミアム・モルツ、ザ・プレミアム・モルツ<香る>エール CO2 削減缶」
 <2部門>の審査基準は、「安全性、リサイクル性、環境対応等が特に配慮され、最も優れているもの」。
 <講評>世界初のリサイクルアルミ材を100%使用した缶を採用した。通常のアルミ缶と比べCO2排出量を約60%削減できるという。樹木と鳥、ブランドロゴを絡めたデザインはこうした取り組みで実現したい世界観を象徴している。市販までには大変な困難があったろう。消費者のリサイクル意識の高さとアルミのリサイクル技術が相まった表れがこの商品だ。日本全体の環境意識を発信する力が非常に高い。

 審査会では経済産業大臣賞両作品以下、「経済産業省製造産業局長賞」「同商務情報政策局長賞」、各後援団体賞、主催者賞、部門賞の計34作品の入賞を決定した。

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