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2024/12/16

【Packaging】日本テトラパック、御殿場テクニカルセンターをリニューアル

 食品の加工処理機器および紙容器の充填包装システムの大手サプライヤーである日本テトラパックは、静岡県御殿場市にあるテクニカルセンター(静岡県御殿場市神場上ノ原755-1)をリニューアルした。

 御殿場テクニカルセンターは、日本国内での技術サービスの中核拠点として、充填包装システムのデモンストレーション、品質管理、紙容器の分析評価などを行い、製品サポートの重要な役割を果たしている。また、スウェーデン、イタリア、ドイツ、中国を含む世界各国の研究拠点と連携し、最新技術を日本市場に導入している。
 このたび日本テトラパックは、1999年4月に羽田事業所から御殿場に移転して以来、2024年に25周年を迎えた御殿場テクニカルセンターを、新製品開発のためのイノベーションやサステナビリティへの取り組みを展示やデジタルツールで体感することができる施設にリニューアルした。ショールームでは、包装・食品加工・メンテナンスサービス・サステナビリティにおける実際の製品を目にすることができるか、インタラクティブモニターや3Dプロジェクションなど、最先端の技術を駆使したソリューションやオートメーション事例も知ることができる。また、トレーニングルームも刷新し、より充実した製品開発支援を提供する環境が整った。
 製品の多様化が進む今日、短期間での新製品開発が求められている。テクニカルセンター内のプロダクトディベロップメントセンターでは、製品のテストサービスを提供し、顧客の開発を強力にサポートする。世界に10拠点しかないこの稀少な設備では、製品の前処理や充填テスト、レトルト紙容器「テトラ・リカルト(R)」の小ロットテストも可能。これにより、新製品の迅速な試作・評価を実現し、市場投入を加速させる。
 日本テトラパックは、新製品コンセプトの開発から、製造、包装、流通に至るまで、食品加工のトータルソリューションを提供している。テクニカルセンターでの迅速な新製品開発サポートにより、顧客企業の競争力強化とビジネス成長を、これまで以上に後押ししていく。

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