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2024/8/29

【Packaging】日本紙パルプ商事、窓付き包装袋「紙エール デザインウインドウ」が2024日本パッケージングコンテストで「ジャパンスター賞(経済産業大臣賞)」を受賞

 日本紙パルプ商事は、日本包装技術協会が主催する「2024日本パッケージングコンテスト」にイムラと共同で「紙エール デザインウインドウ」を出品し、コンテストの最高位にあたるジャパンスター賞(経済産業大臣賞)を受賞した。

■ 日本パッケージングコンテストについて
 日本パッケージングコンテストは、日本包装技術協会が主催する、その年の包装の最高峰と優れた事例を表彰するもの。今回受賞した「経済産業大臣賞」(12あるジャパンスター賞の一つ)は、保護や機能性等に加え、経済性や環境にも配慮された総合的に優れた包装に対して贈られる賞であり、同コンテストの最高位にあたる。                                                       

■ 紙エール デザインウインドウについて
 紙エール デザインウインドウは、当社が運営するサービスサイト『Paper&Green』※1が提案する包装資材。透明化用に開発された白色クラフト紙を使用した中身の見える包装袋で、紙自体に特殊な加工を施すことで窓部分を透明にしているため、通常、窓の加工に必要とされるプラスチックやグラシン紙といった別素材を貼り合わせる工程が不要である。従来のプラスチックフィルムパッケージから本製品へと置き換えることで、脱プラスチックに大きく貢献する。アパレルや雑貨の包装材として、各社に採用・導入されているほか、同社においては紙製ファイルとして書類の保管に使用している。
 紙エール デザインウインドウの透明加工は、細かい文字や絵柄にも対応しており、形や絵柄、大きさなどをオーダーメイドでデザインすることができる※2。また、透明部分の上に印刷を施すことも可能。

※1 持続可能な循環型社会の実現に向け、経営、防災、環境保全などの課題に対し、脱プラスチック・紙素材への転換などによるソリューションのご提案やコンサルティングを提供するサービスサイト(https://www.paperandgreen.com/

※2 サイズや余白等一部制限がある

 同製品は古紙リサイクル適性のBランクに相当しており、段ボールや白板紙といった板紙の原料としてリサイクルすることができる。また、国際的な森林認証制度である「FSCミックス認証」付与が可能。受賞にあたっては、これらのリサイクル性やデザイン性が高く評価された。
 日本紙パルプ商事グループは、今後も包装分野における紙化や脱プラスチックの提案を推進するとともに、サステナビリティへの取り組みを進め、経済価値と社会価値をともに実現する持続可能な事業活動を実践している。
                           
■ 関連情報
・『紙エール デザインウインドウ』の概要
『Paper&Green』
https://www.paperandgreen.com/product/trnspp

・「2024日本パッケージングコンテスト(第46回)」概要
公式サイト
https://www.jpi.or.jp/saiji/jpc/jpc_index.html

・「TOKYO PACK 2024」にて、紙エール デザインウインドウの開発に関する発表を行う
日時:2024年10月25日(金) 10:30~11:00
会場:東京ビッグサイト(東京・有明) 東6ホール B会場
テーマ:『脱プラ・減プラ・紙化の現状と課題~日本紙パルプ商事が提案する紙化パッケージの可能性~』
発表者:熊木正規(国際事業本部 国際営業二部 紙化ビジネスグループ グループ長)
定員:200名
参加方法:公式サイトから事前登録制
https://www.tokyo-pack.jp/seminar/seminar04.php




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