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2025/2/20
【Packaging】日清オイリオグループとキユーピー、使用済み油付きPETボトル回収の実証実験結果報告
日清オイリオグループとキユーピーは、ドレッシングや食用油の油が付着したPETボトルの資源循環に向けて、イオンの協力を得、千葉市内のイオン・イオンスタイル8店舗(イオンスタイル幕張新都心、イオンスタイル幕張ベイパーク、イオンスタイル鎌取、イオンスタイル検見川浜、イオン海浜幕張店、イオンマリンピア店、イオン稲毛店、イオンスタイル千葉みなと)にて、2024年5月29日~11月30日まで使用済み油付きPETボトルの回収実証実験1を実施、目標を超える約175kgの回収量が得られまた。今回、その概要が公表された。
今回の実証実験では、生活者が使用したドレッシングや食用油PETボトルの回収を実施。各店舗のリサイクルステーション周辺に回収ボックスを設置し、廃棄時における生活者の行動実態を把握する取り組みが行われた。
回収目的は次の通り。
・資源循環の実現に向け、使用済みの油付き PET ボトルの排出量や性状(汚れ具合など)の検証を行うこと
・生活者に「油付きPETボトルは燃えるごみやプラスチックごみではなく資源になりうる」と理解いただくこと
回収対象は、家庭で使用したドレッシングや食用油の油付きPETボトル(日清オイリオグループ、キユーピー以外の製品も含む)。

<回収実証実験の結果>
1.回収量
今回の回収実証実験では回収目標重量100kgに対して、約175kg、本数で約5500本の油付きPETボトルを回収することができた。

2.今回の取り組みで分かったこと
・生活者の資源循環に対する関心の高さ
回収された油付きPETボトルは事前に周知した出し方に則り、ほとんどがきれいな状態であり、また回収量が徐々に増加傾向であったことから、この取り組みに対する生活者の関心が高いことが推察された。
・回収対象を正確に伝えることの難しさ
回収対象ではない食用油のPE(ポリエチレン)ボトルが多く回収されました。PET、PEなど、プラスチック材質に関する言葉を生活者に理解いただくことが難しく、「プラスチック」と広く捉えられてしまうことが分かった。
・継続的に伝えることの大切さ
取り組み開始から約3カ月後に店舗周辺地域へ「出し方」を示すチラシを配布したり、「透明ボトルが対象、半透明ボトルは対象外」と回収対象の表現を工夫したりした。これらの取り組みもあり、油付きPETボトルの回収量が増え、対象外ボトルが混ざる割合が減少する傾向が見られた。

なお、今回の回収実証実験で回収された油付きPETボトルは今後の技術検証に活用していく予定で、食用油やドレッシングのボトルへの再生利用は予定していない。
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