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2025/11/26

【AWARD】東洋製罐GHD、「ジョージア」185g用アルミ飲料缶で「The Canmaker Cans of the Year Awards 2025」の「Beverage Two-Piece部門」銅賞受賞

 東洋製罐グループホールディングス(東洋製罐GHD)の連結子会社である東洋製罐は、コカ・コーラ社「ジョージア」※1缶製品(内容量185g)で容器の軽量化が評価され、The Canmaker Magazineが主催する「The Canmaker Cans of the Year Awards 2025」※2において、「Beverage Two-Piece部門」銅賞を、日本コカ・コーラ と共同受賞した。
 なお、両社は同製品において、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「第49回木下賞」の「研究開発部門」賞、および「2024日本パッケージングコンテスト」の「包装技術賞-適正包装賞」を、共同で受賞している。

※1 「ジョージア」は、The Coca-Cola Companyの登録商標
※2 「The Canmaker Cans of the Year Awards」は、The Canmaker Magazineが1996年から毎年主催する、金属包装業界における技術の開発や革新を称える国際的な賞

10月28日(木)に行われた同賞の受賞式(アイルランド ダブリン)
(左から、東洋製罐 テクニカルセンター メタル技術開発部 副主査 吉田和樹、主催者側プレゼンター)
「ジョージア」対象製品の一部
「ジョージア エメラルドマウンテンブレンド」「ジョージア ゴールデンドリップ 微糖」
「ジョージア プラチナムブラック」「ジョージア プライム ブレンド」

 東洋製罐とコカ・コーラ社は、飲料容器の軽量化に長年取り組んできた。2024年8月より「ジョージア」缶製品に採用されているアルミ飲料缶は、東洋製罐の「缶底耐圧強度向上技術(CBR: Compression Bottom Reform)」を採用することで、従来の185g用アルミ飲料缶と比べ、資材使用量を1缶あたり13%削減した。薄いアルミ材でも従来同等の耐内圧性能を維持しながら、缶胴部の重量は7.0gから6.1gにまで軽量化を実現していいる。この成果は、東洋製罐とコカ・コーラシステムの技術力とパートナーシップによるもの。
 東洋製罐グループは、今後もこれらの製品・サービスの開発と提供を通じ、環境への貢献と持続可能な社会の実現に貢献していく。

缶底耐圧強度向上技術(CBR: Compression Bottom Reform)について
 缶底耐圧強度向上技術(CBR: Compression Bottom Reform)は、従来の製缶技術と比べ、高い缶底耐圧強度を提供することができるなど、品質と軽量化が両立できる革新的技術であり、アルミ材料の使用量削減にともなう温室効果ガスの排出量減少にもつながる。

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