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2025/12/11
【People】SEMI、日本地区におけるスタンダード各賞受賞者発表
SEMI(本部:米国カリフォルニア州ミルピタス)は、2025年度の日本地区SEMIスタンダード各賞の受賞者を下記の通り発表した(敬称略、順不同)。
SEMIジャパン国際協力賞(SEMI Japan International Collaboration Award)
株式会社ゼネテック 角淵弘一 氏
東京エレクトロン株式会社 林 春菜 氏
SEMIジャパン功労賞(SEMI Japan Honor Award)
株式会社SUMCO 中井哲弥 氏
SEMIジャパン特別賞(SEMI Japan Special Award)
吉瀬正典 氏
授賞式は、2025年12月17日~19日に東京ビッグサイトで開催される世界を代表するマイクロエレクトロニクス製造サプライチェーンの国際展示会「SEMICON Japan 2025」において、12月18日の「SEMIスタンダード フレンドシップパーティ&授賞式」の席上で執り行われる。
SEMIジャパン国際協力賞は、言語・文化の違いを克服し国際組織間の調整、国際間の大きな課題解決等に特段の貢献があった個人またはグループに贈られる賞で、今年度は角淵 弘一 氏、林 春菜 氏に授与される。
角淵氏と林氏は、2025年11月に出版されたSEMI T27-1125「Specification for Traceability Identification Label of Component Parts」の開発を主導され、業界における長年の課題である品質および物質情報の適切な見える化を実現するための重要な一歩を踏み出された。同スタンダードの策定にあたり、両名は国内外のステークホルダー、ならびにSEMIをはじめとする業界団体と積極的に連携し、国際的な協力体制を構築した。この活動は、単なる技術仕様の策定にとどまらず、グローバルな標準化推進における協調のモデルケースとなるものであるさらに、今回の取り組みは、今後必要とされる追加スタンダードの開発に向けた基盤を築くものであり、業界全体の品質向上とサプライチェーンの透明性確保に大きく寄与するものと評価される。
SEMIジャパン功労賞は、日本地区スタンダード委員会委員また技術委員会幹事を表彰する賞で、委員会の新設・改廃・再編もしくは多くのタスクフォースの設立に大きく寄与し、または長年にわたり日本地区スタンダード委員会委員あるいは技術委員会委員長として活躍された個人に贈られる。今年度は、中井哲弥 氏に授与される。
中井氏は、Silicon Wafer技術委員会の共同委員長として15年以上にわたり尽力し、複数のタスクフォースのリーダーも兼任された。長期にわたる積極的な課題解決と数々の規格策定への貢献により、日本のプレゼンスをこの分野で大きく高めた。日本の立場を明確かつ毅然として発言される一方、卓越した国際協調性をもって北米や欧州との連携を強化し、問題解決の早期化に多大な貢献をされた。
SEMIジャパン特別賞は、特別な分野においてSEMIジャパンスタンダード賞ならびにSEMIジャパン国際協力賞に準じる著しい貢献のあった個人またはグループに贈られ、今年度は、吉瀬正典 氏に授与されます。
吉瀬氏は、International Advanced Wafer Geometry (AWG)タスクフォースの共同リーダーとして長年活動し、日本の高度な専門知識を国際間で共有。規格の開発・改訂における主導的役割を果たし、国際協力と標準化推進の両面で顕著な成果を挙げた。
■日本地区におけるSEMIスタンダード各賞について
SEMI日本地区スタンダード技術委員会が毎年12月に開催されるSEMICON Japanにおいて、同地区のスタンダード活動で傑出したリーダーシップを発揮したスタンダード委員に授与する賞。「SEMIジャパンスタンダード賞」「SEMIジャパン国際協力賞」「SEMIジャパン功労賞」「SEMIジャパン特別賞」の4つの賞がある。
■SEMIスタンダード活動について
SEMIスタンダードは、半導体、フラットパネルディスプレイ、LED(Light-Emitting Diode、発光ダイオード)製造、太陽光発電分野などにおけるコンセンサスベースの国際業界自主基準。部材メーカー、製造装置メーカー、デバイス(パネル・セル)メーカー、検査・評価機関、サービスプロバイダーなど、エレクトロニクス製品製造の源流から最終製品に近い分野まで、広範囲な標準化対象をカバーしていることが特長。各業界分野の専門家の知見を結集して開発された国際的な仕様・技術標準として広く利用されている。現在、21分野で1100以上のスタンダードが出版されている。
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