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2025/10/16

【Printer】キヤノン、新顔料インクで商品の魅力を高精細に表現する8インチカラーラベルプリンター等2機種を発売

　キヤノンマーケティングジャパン（キヤノンMJ）は、キヤノンファインテックニスカ製のラベルプリンターの新製品として、 8インチ幅ラベルに対応した高画質モデル “LG-P800”と4インチ幅ラベルに対応した高速モデル “LX-D400 ”を 2025年10月中旬から順次発売する。

　近年、消費者ニーズの多様化や商品サイクルの短期化により、企業は柔軟かつ迅速な対応が求められている。店頭には次々と新商品が並び、入れ替わりも非常に速いため、商品の魅力をひと目で伝える商品ラベルの重要性が高まっています。また、製造業や物流業では、在庫管理やトレーサビリティの強化などに加え、頻繁な品目変更や業務フローの見直しといった変化に対応できる、柔軟な管理ラベルの運用が求められている。

■高精細で魅力ある商品ラベルを印刷する8インチのカラーラベルプリンター“LG-P800”“LG-P800”は、新開発の顔料インクの採用により、高精細 ・ 高画質のラベル印刷を可能にします。商品ラベルを美しく仕上げることで商品の魅力を効果的に伝え、ブランドイメージの強化や購買意欲の向上に貢献する。光沢紙 ・ 合成紙 ・ 光沢フィルムなど多様なメディアに対応し、LabelCreate SE ※1 などのさまざまなデザインソフトとの連携により、自由度の高い表現が可能。さらに、擦過性 ・ 耐水性に優れたラベル出力が可能なため、物流から店舗における陳列までラベルの品質を維持できるほか、GHSラベル※2など厳しい環境下での使用にも対応する。加えて、ダウンタイムレス機能を搭載することで、印刷ミスによる手間やインクタンクの交換頻度を低減し、利便性向上による快適でスムーズな運用をサポートする。

■高速印刷で必要なラベルを即時発行する4インチのカラーラベルプリンター“LX-D400”“LX-D400”は、高い生産性を備えており、最大330mm ／秒※3の高速カラー印刷でラベル制作の時間を大幅に短縮できる。デザインや商品情報の頻繁な変更にも柔軟に対応でき、業務の効率化を支援します。染料インクの採用により、高発色で視認性の高いラベルを印刷でき、製造現場の作業効率を高める。また、操作性にも配慮した4.3インチの大型タッチパネルを搭載しており、直感的な操作を可能にしました。稼働状況や消耗品の残量を画面上で確認できるほか、よく使う操作の登録にも対応し、作業の省力化を実現する。さらに、オプションのRFID※4ユニットを活用することで、 RFIDラベルの印刷とRFIDデータの書き込みを同時に行い、作業工程を集約きる。RFIDラベルは非接触で複数タグを一括読み取りできるため、物流業や製造業における在庫 ・ 工程管理の精度向上、トレーサビリティの強化、省人化に貢献する。

※1. 簡単な操作で多彩なラベルを作成できるキヤノンラベルプリンター専用ソフト
※2. 化学品の容器や包装に貼り付けられ、その化学品の危険有害性の種類や程度を分かりやすく伝えるためのラベル
※3. 印刷される画像のパターンによって、印刷速度が異なる場合がある
※4. Radio Frequency Identificationの略。電波（無線）を使ってICタグに記録された情報を非接触で読み書きする自動認識技術

〈LG-P800の主な特徴〉

１．新開発の顔料インクを搭載　高画質化と画像堅牢性の両立
　新開発の顔料インクを搭載することで、購買意欲や商品イメージに直結する飲料・食品・化粧品などの商品ラベルを鮮明かつ高精細に印刷できる。マット紙・光沢紙・光沢フィルムなど、多様なメディアへの印字適性にも優れており、幅広い用途に対応可能。また、インクにワックス成分を配合することで水にも擦れにも強く、GHSラベルなど厳しい環境下での使用にも対応している。さらに、FDA（米国食品医薬品局）認証やEU規則などの食品安全性基準※5にも対応しており、食品や化粧品などさまざまな商品に使用されるラベルの印刷が可能。

※5. 食品包装をターゲットにしたFDA／EUガイドライン上の安全性基準。食品に直接接しない面への印刷を前提としている

２．現場の安定稼働を支えるラベル印刷の新機能　ダウンタイムレス機能を搭載し現場業務を効率化
● プリントミスを低減するノズルリカバリーシステム
　プリントヘッドのノズルからのインク吐出をセンサーで精密にチェックし、目詰まりを検知すると別のノズルによって自動的に補完※6する。これにより、目詰まりによる色ムラなどの失敗プリントを低減するほか、目詰まりを解消するためのヘッドクリーニングの回数を減らして、インクのムダを抑制する

※6.目詰まりノズルが増加した場合には、ヘッドクリーニングを実行する

● 大容量インクタンクの搭載
交換頻度が低減できる300ml大容量インクタンクを搭載しています。また、プリンター内部のインクを保持する機構により、印刷中にインクタンク内が空になった場合でも、プリンターを停止することなく印刷を継続できる。これにより、印刷中断による生産性の低下を防止します。

● PCレス印刷対応
本体内部に500GBのハードディスクドライブ（以下、HDD）を搭載しており、印刷ジョブを保存してHDDからの再印刷を簡単に行うことができる。また、USBダイレクト印刷機能を搭載しており、JPEG、PDFのファイルフォーマットに対応しています。PCがなくても、本体パネル上でプレビューを表示し、その場で印刷することが可能。さらに、設置スペースが限られた作業場に設置でき、必要なラベルだけオンデマンドで印刷することができる。

３．RFIDオプション対応　ラベルへのカラー印刷と同時にRFIDリード・ライト処理を実施
RFIDラベルを使用することで、商品棚卸しの作業時間や人件費の削減、ピッキング作業などの迅速化が可能になる。同製品は、RFIDユニットを装着することで、ラベルの印刷時にRFIDデータを同時に書き込むことが可能。従来、印刷と書き込みの2工程に分かれていた作業を1工程に集約することで、RFIDラベルの作成にかかる時間を短縮する。

製品仕様の詳細は、ホームページを参照
https://canon.jp/biz/product/printer/labelprinter

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