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2025/10/2

【Printing】キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ、「第66回サイン&ディスプレイショウ」で3.4m幅の印刷を実現する UVgelテクノロジー搭載プリンター「Colorado XLシリーズ」を参考出展

 キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ(以下キヤノンPPS)は、サイン・ディスプレイ業界向け展示会「第66回サイン&ディスプレイショウ(SIGN&DISPLAY SHOW 2025)」において、 2025年9月30日にキヤノンプロダクションプリンティング(Canon Production Printing Holding B.V.、本社:オランダ・フェンロー、CEO:吉田智)が発表したUVgelテクノロジー搭載3.4m幅を印刷可能なハイブリッドプリンター「Colorado XLシリーズ※1を日本国内で初めて参考出展する※2。実機による印刷サンプルを紹介するほか、ソフトウエアのアップグレードによりソフトサイネージなど対応メディアを拡充した「Colorado Mシリーズ」の実機を展示する。
※1 日本国内での販売は未定
※2 実機の展示はない。

「Colorado XLシリーズ」

 また、システムアートのブースと協同で、イタリアのNEOLT社が製造する自動カッター「XY Matic Trim Plus」と「Coloradoシリーズ」を連結して、省人化を実現する自動化ソリューションを実演展示する。

NEOLT社製 XY Matic Trim PlusとColoradoシリーズを連結したFACTORY Solution

<展示概要>
●キヤノンプロダクションプリンティングシステムズブース(小間番号63)
1.UVgelテクノロジー搭載3.4mハイブリッドプリンター「Colorado XLシリーズ」
 2025年9月30日にキヤノンプロダクションプリンティングが発表した「Colorado XLシリーズ」の印刷サンプルや製品紹介動画をいち早く紹介する。「Colorado XLシリーズ」はロールtoロールモデルの「Colorado XL7 roll-to-roll」とリジッド(硬質)メディアにも対応するハイブリッドモデルの「Colorado XL7 hybrid」の2機種を展開。

Colorado XL7 roll-to-roll
Colorado XL7 hybrid

 UVgelテクノロジーをより広幅な出力物にも使用したいという現場のニーズに応え、「Colorado XLシリーズ」は3.4m幅での印刷を実現する。ロールメディアとリジッドメディアの両方に高品質な印刷を実現するUVgelテクノロジーの進化と、オペレーターの負荷を減らす高度な自動化、ビジネスのニーズに合わせて機能を追加・拡張できるモジュール式設計を組み合わせた先進的なプリンター。印刷速度は、Qualityモードで70m2 /時・23枚※3/時、Productionモードで106m2 /時・35枚※3/時、Expressモードで211m2 /時・70枚※3/時と高い生産性を実現し、最大52mm(2インチ)厚のリジッド(硬質)メディアにも対応可能。短納期が求められる製作現場などで活躍する。対応メディアはバナーや紙、ビニル、フィルムに加え、テキスタイル(繊維素材)や熱に弱い素材、発泡ボード、ポリプロピレン波板、アクリル、アルミ複合板、ボール紙など。
 「Colorado XLシリーズ」は、新開発のUVgel 860インクにより、ロールメディアとリジッドメディアの幅広いアプリケーションに最適化しており、無臭・速乾、高生産性・画質の安定性、低温硬化による寸法安定性、優れた色の一貫性を有している。そのほか環境に配慮したTPOおよびVCLフリー※4、さらにニス不要でマット・グロス仕上げが選択可能など、Colorado Mシリーズに搭載しているUVgel 460インクの利点も継承している。
 新たに搭載された「UVgel 850 PrintHead」は、各プリントヘッドに4544個のノズルを備えており、自動ノズルモニタリングと補正機能により安定した品質を実現する。1つのプリントヘッドで同時に2色を印刷できるため、CMYKの印刷に必要なプリントヘッドは2本のみとなり、オプションで3本目を追加することでホワイト印刷も可能。さらに、「UVgel Dynamic Motion Control」機能を備えた高精度なプリントヘッドキャリッジにより、発泡ボードやポリプロピレン波板など従来では印刷が難しかったメディアにおいても、優れた印刷品質を提供する。
 「UVgel FullBeam Curing」は、3.4m幅のLED硬化用ライトとミラーシステムを組み合わせ、印刷幅全体に均一なUV光を照射する。これにより、面積の大きいメディアでも高い均一性と広い色域の印刷が可能。メディア搬送は新しい「UVgel TRIdriveバキュームベルトシステム」により最適化され、3つのローラーと複数のバキュームゾーンがメディアの位置を自動検出・修正し、蛇行やしわを軽減。これにより、縦横ともに高精度な位置決めが可能となり、非常に精細な印刷を実現する。

UVgel 860インク1種でロールメディアとリジッドメディアに対応
UVgel FullBeam Curingにより3.4m幅の印刷においても優れた品質を実現
UVgel Dynamic Motion Controlによりプリントヘッドが移動、正確な位置決めし安定した品質を実現

 オプション機能として、手間なくホワイト印刷ができる「UVgel White」、ニス不要で同一面でグロス/マット仕上げを打ち分ける「FLXfinish+(フレックスフィニッシュプラス)」、革や木目、ファブリックなどの質感を再現する「FLXture(フレクチャー)」など、Colorado Mシリーズから継承するオプションを用意しており、ニーズに合わせて多彩な表現が可能。
 「Colorado XLシリーズ」は、2026年初頭より日本を除くグローバルの一部地域の販売会社、および認定パートナーを通じて販売予定(日本国内の販売開始時期は未定)。
※3 ボードサイズ=122✕244cm(48✕96インチ) の場合。
※4 TPOはトリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド、VCLはビニルカプロラクタムのこと。化学物質。
2.UVgelテクノロジー搭載1.6mプリンター 「Colorado Mシリーズ」
 高生産性・高品質を誇る Colorado Mシリーズでは、ソフトウエアのアップグレードにより、テンションファブリックなどのソフトサイネージ向けの対応メディアを拡充することで、より幅広いアプリケーションの製作が可能になった。遮光・透光のコントロールが可能で、光漏れの少ない高密度印刷や、折りたたんでもインクが割れないソフトサイネージ印刷を実現。実機の実演やサンプル展示が行われる。
●システムアートブース内(小間番号65)
3.NEOLT社製 XY Matic Trim PlusとColoradoシリーズを連結したFACTORY Solution
 グラフィックス市場や商業印刷市場で課題となっている熟練オペレーターの確保に対し、カッティングの後加工の省人化を実現する自動化ソリューションを実演展示する。

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