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2025/10/20
【Printing】サカタインクス、森脇鉄工・エムエム建材と協業しグラビア版シリンダーのリサイクル実証実験開始
サカタインクスは、森脇鉄工、エムエム建材との協業により、グラビア版のシリンダー再資源化に向けた取り組みを開始した。
グラビア印刷を行う印刷会社やコンバーター(パッケージメーカー)では、鉄製の印刷版である「シリンダー」が、リピート印刷に備えて多数在庫されている。その中には不要となったシリンダーも多く含まれているが、廃棄処理に手間がかかるため放置され、過剰在庫となっているのが現状。さらに、シリンダー表面には銅やクロムのメッキが施されており、再生には多くの工程を要するため、スクラップとして埋め立て処理されるケースも少なくない。
今回の実証実験では、グラビア版メーカーであり、シリンダーの回収およびリサイクルシリンダーの製造を手掛ける森脇鉄工と連携し、廃シリンダーやダライ粉(鉄の切りくず)を、鉄の専門商社であるエムエム建材が回収・再資源化する取り組みを開始した。
サカタインクスは、グラビア印刷業界が抱える課題である過剰在庫のシリンダーを鉄として再資源化する、サーキュラーエコノミーの実現を目指す。これにより、廃棄物の削減だけでなく、新たにシリンダーを製造する場合と比較してCO2排出量についても削減効果の検証も進める。
今後も、廃棄物の回収と資源再生に向けた取り組みに協力いただける資源リサイクルのパートナーを募集し、廃棄物の再資源化に向けたスキームの構築を進めていく。また、ユーザーや同業他社をはじめとする印刷関連業界への展開も推進しており、同社は印刷関連業界におけるゼロエミッションの実現に向け、廃棄物の再資源化をリードする企業となることを目指していく。


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