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2024/4/15

【Printing】サントリー食品インターナショナル、ラベル印刷に旭化成のAWP水洗浄フレキソ印刷樹脂版を選択

<2024年4月15日、東京(日本)およびブリュッセル(ベルギー)発>旭化成および子会社のアサヒフォトプロダクツは、本日、サントリー食品インターナショナルが550mLペットボトルの飲料ラベルの印刷にAWP™水洗浄フレキソ印刷樹脂版を採用すると発表した。これは、日本の飲料産業で初めてラベル印刷にAWP™フレキソ版が使用される事例となる。この次世代フレキソ印刷技術の導入において、旭化成はフジシールインターナショナルに協力を仰いだ。フジシールの調査によると、この印刷樹脂版の切り替えにより、従来の印刷樹脂版に比べCO2排出量が約30%削減されると予想される。
 フレキソ印刷は、世界中で広く採用されている印刷技術。現在主に使用されているのは、製版プロセスの洗浄工程で有機溶剤ベースの洗浄液を必要とする溶剤洗浄印刷樹脂版。旭化成が製造・開発した水洗浄印刷樹脂版は、水ベースの洗浄液を使用する仕様。サントリー食品インターナショナルでラベル印刷に採用されたAWP™水洗浄印刷樹脂版は、サントリー九州熊本工場ですでに使用されている。同工場では、これまで溶剤洗浄印刷樹脂版を使用していた。
 世界中の人々の人生と生活に貢献するという旭化成のグループミッションを背景に、旭化成は、これからも飲料ラベル印刷で溶剤洗浄印刷樹脂版の代わりにAWP™水洗浄印刷樹脂版ファミリーを採用するよう働きかけていく。これにより、印刷が環境に与える影響を低減することが期待され、持続可能な社会の達成に貢献することができる。

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