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2024/9/17

【Printing】ナベプロセス、旭化成のAWP-LOOPを追加導入。AWP製版システムと併用し環境負荷削減とコストダウン加速

<2024年9月17日、東京(日本)・ブリュッセル(ベルギー)発>フレキソ樹脂版開発のパイオニアである旭化成(アサヒフォトプロダクツ)は、本日、世界で初めてCrystalCleanConnectを導入したナベプロセスが、同社のCrystalCleanConnectにAsahi AWP-LOOP™廃液リサイクルシステムを追加し、持続可能な工場化の取り組みを更に前進させたと発表した。CrystalCleanConnectは、旭化成、ESKO社、Kongsberg社が共同で開発した製品で、フレキソ印刷用製版プロセスを自動化し、12ある作業数を1作業に削減してエラー率を大幅に削減する。このシステムでは、版がカットされて仕上げられ、直ぐに版をマウントして印刷を開始できる。

ナベプロセス フレキソ事業部 部長の中 康雄氏と、製版工程で水をリサイクル・再利用し、環境負荷を低減する旭化成 AWP-LOOP™システム

 「旭化成AWP-LOOP™システムは、版洗浄工程で排出される廃液のリサイクルを可能にし、環境負荷を大幅に削減できる最先端のソリューションです」とナベプロセスフレキソ事業部の中 康雄マネージャーは話す。「このシステムの導入は、持続可能性と稼働率向上を目指す当社の取り組みと一致しています。数か月にわたってシステムを稼働させ、水の使用量が約50%削減され、温室効果ガスの排出量も大きく削減されました。また、そのおかげで廃棄物処理料金も節約できました。これで、溶剤現像型製版機の使用を段階的に廃止し、二酸化炭素排出量をさらに削減していく体制が整いました」。
 ナベプロセスの製版工程では、旭化成のAWP™水現像版をCrystalCleanConnectと組み合わせて使用​​し、製版の自動化により印刷開始までの時間を大きく短縮している。中氏は、「当社では、CrystalCleanConnect と連携させて、AWP-LOOP™ システムを平均して 1日に1回使用しています。CrystalCleanConnectの製版を半日実施した後、LOOPシステムを起動して廃液を処理します。外部委託している排水処理量が減り、大幅なコスト削減も実現しました」と続ける。
 「これは、旭化成の画期的なフレキソ版製版システムを活用することで、生産効率、持続可能性、印刷品質全てを向上させ、製品出荷までの時間を短縮することを実現した素晴らしい企業様の例です。今日の激しい競合市場において、これら効果はどのお客様も求められる点です」と、旭化成のマーケティング&セールスマネージャーである大鋸 新氏はコメントしている。
 ナベプロセスは、AWP-LOOP™システム導入時の据え付け、調整、トレーニング、およびリモート サポートとオンサイト サポート、予防保守など、CrystalCleanConnectシステムと合わせ、旭化成による、これまでの継続的サポートにも満足している。

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