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2025/10/28

【Printing】ハイデルベルグ、新たな研修年度の開始。若手人材育成が将来の革新への原動力となる

約100名の若者が9月からハイデルベルグでの職業訓練またはデュアルスタディプログラムを開始した。彼らの意欲と取り組みがハイデルベルグの成長戦略を支える

 2025年9月1日の研修年度開始にあたり、ハイデルベルグはドイツ国内の拠点に約100名の新規研修生およびデュアルスタディプログラム学生を迎えた。ウィスロッホ-ヴァルドルフ拠点では、そのうち75名を新たに迎えた。これによりハイデルベルグは、若年層の将来性と会社の未来について、改めて明確な姿勢を示している。自社の人材を育成するための受賞歴のある研修プログラムは、グローバルテクノロジーカンパニーとしてハイデルベルグが採用する人事戦略の重要な要素である。
 「若手従業員が未来を形作っていきます。 やりがいのある研修を提供することで、 私たちは革新力とテクノロジーにおけるリーダーシップを維持しています」と、 ハイデルベルグのユルゲン・オトCEOは述べている。「若い人材への投資を重視しているのは、彼らが当社のさらなる変革に必要な専門知識を身につけてくれるからです」とオトCEOは説明している。

ハイデルベルグCEOユルゲン・オトがウィスロッホ-ヴァルドルフ工場で研修を開始する75名を歓迎した

企業の成長戦略を支える研修プログラム
 研修プログラムは国際的な視点に立っており、デジタル学習形式を取り入れ、AIを活用した自動化といった将来を見据えたテーマや、グローバルな顧客を擁する複雑な重工業に関連する重要なトピックを扱っている。
 「当社の研修はグループの持つ複合性を反映しています」とハイデルベルグ の人事責任者メラニー・ヤクリン氏は強調する。「技術職や商業研修からデュアルスタディプログラムまで、若者にキャリアの第一歩を大きく超えた将来性と成長の機会を提供しています。当社で研修を始める人材はトップまで登り詰めることが可能です」と、ヤクリン氏は続ける。
 具体的な例として、共同で合意されたスポンサーシップ・イヤーが、ハイデルベルグにとって成功モデルであり続けている点が挙げられる。2025年には、このスポンサーシップ・イニシアチブに参加した全員が、その後研修生として採用される予定。ハイデルベルグは、大学中退者や独特の学歴を背景に持つ若者に対しても、門戸を開くことを重視している。
 「研修と学習は、自らの人生を決定する鍵です。それらは可能性を広げ、将来をつくり出し、 若者たちに自らの運命を切り開いていく自由をもたらします。 自分の仕事に情熱を注ぐ研修生は、学ぶだけでなく、技術的にも人間的にも成長していくでしょう。自らの未来を積極的に掴み取り、ハイデルベルグと共に飛躍的なスタートを切る勇気を持つ全ての方を、心より歓迎します」と、ハイデルベルグの人材開発・研修部門責任者ライナー・ハウス氏は述べている。
 この取り組みを通じて、ハイデルベルグは魅力的な企業として、また研修を単なる義務ではなく戦略的機会と捉える育成企業としての役割を強化している。

2026年度の募集
 2026年9月開始の職業訓練およびデュアルスタディプログラムの募集は既に開始している。職業訓練および学習プログラムの選考プロセスにでは、特にデジタル化が業界で重要性を増していることから、優れた学業成績に加え、社会性や職務適性も重要。

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