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2024/5/22

【Printing】太陽サーキットオートメーションの半自動型両面スクリーン印刷装置「DP3500」、Fuba Printed Circuits(チュニジア)で稼働開始

 太陽ホールディングスのグループ会社である太陽サーキットオートメーション(本社:アメリカ・ネバタ州)は、このほど、チュニジアのビゼルトを拠点とし、PCB業界をリードするプリント基板メーカー OneTech GroupのFuba Printed Circuitsが、初めて太陽サーキットオートメーション社製半自動型両面スクリーン印刷装置「DP3500」を導入・稼働開始したことを明らかにした。

 DP3500は、スマートプリントシステムを搭載しており、基板厚の許容範囲が0.1~4mm、印刷時に基板を固定するツールを不要とした磁気型グリッパーシステムと組み合わせて、業界最高レベルの印刷品質を提供する。更に、HMIタッチスクリーン、差圧印刷圧力制御システム、サーボ制御されたピールオフ機能を標準搭載している。
 Fuba社が今回採用したDP3500は、太陽アメリカの世界をリードする新PSR-4000ソルダーレジストと組み合わせられ、Fuba社の新しくデザインされた“太陽ゾーン”プリントルームに設置された。
<太陽サーキットオートメーション、グローバルセールスマネージャー、スチュアート・ダウン氏のコメント>
 「Fuba社は、長年にわたり太陽サーキットオートメーションの重要な取引先であり、太陽サーキットオートメーション社製DP1500を使用しています。今回Fuba社が採用した新しいDP3500は、Fuba社がカーテンコートから新しいスクリーン印刷技術へ本格的に移行し、成長を続けるためのサポートになるでしょう。DP3500は、あらゆる種類、サイズ、厚さの基板へ対応したプログラム設定による比類のない高い印刷品質と、太陽アメリカのPSR-4000ソルダーレジストによる卓越した印刷品質を組み合わせたものであり、世界中の数多くの当社の顧客によって証明された優れた組み合わせです。今回のDP3500の導入はFuba社や他の多くのPCBメーカーにとって完璧なターンキーソリューションになるでしょう」
<太陽サーキットオートメーション、CEO、前川卓司氏のコメント>
 「Fuba社との連携は、当社のビジョンに完璧に一致しています。Fuba社のPCB業界でのリーダーとしての高い評価は、当社の卓越した印刷技術と自動化技術の融合による印刷品質向上の取り組みを補完します。当社は、Fuba社との取引を通じて、今後更に多くの貢献ができることを楽しみにしています」
<Fuba社、製造&メンテナンスディレクター、モハメド・ハムーダ氏のコメント>
 「導入プロセス全体は非常に円滑に進行し、ダウンタイムがほとんどありませんでした。太陽サーキットオートメーションおよび太陽アメリカのプロセスエンジニアが、Fubaチームへの現地でのサポートもあり今回の移行プロセスで大変優れたサポートを提供していただきました」
<Fuba社、副本部長、ヘディ・アベス氏のコメント>
 「(DP3500の)スマートプリントシステムのおかげで、基板全体のソルダーレジストの許容範囲が大幅に改善されました。我々は今後、太陽アメリカの新しいPSR-4000 HH01XR DIメラミンフリー・ソルダーレジストに加え、業界をリードする自動車用ソルダーレジストソリューションであるPSR-4000 AM81との取り組みに期待しています」
■太陽サーキットオートメーションについて
 太陽アメリカの子会社として2020年にアメリカ合衆国ネバダ州カーソンシティに設立された。太陽サーキットオートメーションは、世界で最高品質の両面ソルダーレジスト印刷装置や垂直乾燥機などを設計・製造しており、更に大量生産・自動化ニーズへの対応として、印刷・乾燥プロセスの自動化をサポートするためのロボットをアジアを含む世界中の顧客へ多数納入している。
■Fuba Printed Circuitsについて
 1991年に設立されたFuba Printed Circuitsは、製品のコンセプトから完成までのプリント基板サービスの主要プロバイダー。Fuba社は、欧州やアメリカ合衆国内の自動車産業向けの高品質なマルチレイヤーPCBの大量生産に焦点を当てている。Fuba社は、チュニジアを拠点としたコスト競争力の高さを活用し、戦略的に、より大規模な量産時に必要とされる高度な技術で高い信頼性のPCB基板の製造を拡大することに注力している。更にFuba社は、医療、通信など、幅広い産業向けの標準的なマルチレイヤーおよび高密度インターコネクション(HDI)ソリューションを提供している。

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