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2026/3/26

【Printing】日本印刷産業連合会、「印刷産業環境ビジョン2050」公表

 日本印刷産業連合会(JFPI)は、印刷産業として、これまでの環境保全のさまざまの取り組みに加えて、これからも持続可能な社会の実現に向けて貢献していくため、「印刷産業環境ビジョン2050」において重点目標を掲げ、業界内外に公表し、実現に向けて積極的に挑戦していくことを表明した。
●背景
 気候変動の深刻化や資源制約の顕在化、さらに国際的な脱炭素・循環経済への移行が加速している中、これまで以上に主体的な環境への取り組みが求められている。そして印刷産業にも、製造プロセスやサプライチェーン全体で環境負荷低減を進めることが求められている。こうした背景を踏まえ、JFPIは2050 年を見据えた下記のような環境ビジョンを策定し、脱炭素、循環経済、自然共生の実現に向けて印刷産業全体で挑戦を加速する。

●「印刷産業環境ビジョン2050」付録:用語解説の作成について
 環境課題への対応は、業界全体の持続可能な発展に向けた重要な使命です。私たちは、加盟団体・企業の皆様とともに環境ビジョンを策定し、実効性ある取り組みを進めてまいります。その実現には、環境に関する専門用語や概念の正確な理解が不可欠です。
 JFPIでは、会員団体・企業の社内教育や研修、日々の業務においてもご活用いただけるよう、主要な環境用語をわかりやすく整理した解説書も併せて作成し、より多くの皆様に取り組みへ参加をしていただこうと考えました。
 この資料が、皆様の理解促進と日々の活動を支え、より高い成果につながることを願い作成いたしました。
編集部注:用語解説はJFPI会員向けに作成されたもので、一般には公開してはない。
●ビジョン達成に向けての取り組みについて
環境自主行動計画での取り組み
 これまでも積極的に取り組んできた3つの自主行動計画(カーボンニュートラル行動計画、循環型社会形成、VOC排出抑制)にも本ビジョンを反映し、活動を加速して参ります。
②日印産連グリーン基準への反映(GP認定基準改定)
 環境に配慮した印刷の総合認定制度である「グリーンプリンティング認定制度」を本ビジョンと整合ある制度に進化させ、その基本的な要求事項であるグリーン基準に盛り込んでいきます。
③環境表彰制度の深化と充実
 現在休止状態にある「環境優良工場表彰制度」を本ビジョン達成に向けた活動を推進するための制度へと深化、充実させるべく検討を進めています。
●終わりに
 本ビジョンの達成には現状の省エネ活動、再生可能エネルギーの導入、最新技術の応用や効率的な資源循環や持続可能な原材料調達、今後の革新的な技術導入や他の産業、業界や地域社会との連携が必須であります。印刷産業のみならず、様々な関係者からご支援を賜りたくお願いする次第です。

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