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2024/11/11

【Printing】旭化成、第7回中国国際輸入博覧会で持続可能な包装ソリューションの最新技術を展示

<2024年11月11日、東京(日本)およびブリュッセル(ベルギー)発>旭化成は、2024年11月5日~10日まで上海の国家会展中心で開催された第7回中国国際輸入博覧会(CIIE)に参加し盛況のうちに終了した。この名誉あるイベントには、世界中の業界リーダーが集まり、国際貿易における新しいトレンドとイノベーションを探った。
 輸入博覧会で、フレキソ印刷版と製版システムを販売する旭化成感光材事業部は、従来の溶剤現像の製版から水洗い可能な代替品への顧客移行を支援する最新技術を発表した。AFP-RTM溶剤削減樹脂版は、新しい設備への投資を最小限に抑える、手軽に導入可能な材料を提供する。その後、洗浄に洗剤を使わず水道水を使用するAWP™水洗い可能プレートを採用すいることで、カーボンフットプリントを大幅に削減できる。このアプローチは、業界の持続可能性への関心の高まりと一致しており、同時に競争力も強化する。この取り組みは、2050年までにすべての事業でカーボンニュートラルを達成するという旭化成の目標に向け、大きなステップになる。

業界の動向に焦点を当てた特別セミナー

 11月7日、旭化成は自社ブースで特別セミナーを開催し、業界の専門家が最近の中国におけるグラビア印刷とフレキソ印刷のCO2排出量比較調査の結果を共有した。北京印刷学院(BIGC)と中国包装連合会の代表者が調査結果と持続可能な包装材料の進歩に関する洞察を発表した。中国で大手飲料グループの哇哈哈(わはは)や松裕印刷包装などの大手ブランドも講演し、環境への影響を減らすために飲料パッケージにフレキソ印刷を採用する意向を表明した。これらの企業は、より持続可能な材料とシステムへの移行に向けて中国をリードすることを目指している。

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